AbemaTVの制作局長が“炎上”よりも「こわい」と感じるものは… (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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AbemaTVの制作局長が“炎上”よりも「こわい」と感じるものは…

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サイバーエージェント執行役員 AbemaTV編成制作本部制作局長 谷口達彦さん(34)/放送作家の鈴木おさむさんから薦められた番組をすべてチェックするのが日課(撮影/編集部・竹下郁子)

サイバーエージェント執行役員 AbemaTV編成制作本部制作局長 谷口達彦さん(34)/放送作家の鈴木おさむさんから薦められた番組をすべてチェックするのが日課(撮影/編集部・竹下郁子)

AbemaTV編成制作局 横山祐果さん(32)/恋愛リアリティーショーの他、18年1月開始のドラマでもプロデューサーを務める(撮影/岡田晃奈)

AbemaTV編成制作局 横山祐果さん(32)/恋愛リアリティーショーの他、18年1月開始のドラマでもプロデューサーを務める(撮影/岡田晃奈)

トンガリスト会議。1クールごとに藤田社長が「尖った」企画や番組をつくったスタッフを選び、社内に貼り出してモチベーションを高めている(撮影/工藤隆太郎)

トンガリスト会議。1クールごとに藤田社長が「尖った」企画や番組をつくったスタッフを選び、社内に貼り出してモチベーションを高めている(撮影/工藤隆太郎)

 藤田晋社長やテレビ朝日から出向中のバラエティー番組プロデューサーなど10人で、毎週行われている。ある日の会議ではメンバーそれぞれが企画を持ち込み、順にプレゼン。男性社員の提案には10秒ほどの沈黙の後、

「それ、面白くなる?」

「画はオシャレなんだけど、中身がねぇ」

 と、率直な意見が矢継ぎ早に飛んだ。唯一の女性の出席者、横山祐果さん(32)は言う。

「フックがあって誰かに話したくなる、SNSでシェアしたくなる企画を目指しています」

 サイバーエージェント時代はスマホゲームのアプリのプロデューサーとして、「ガールフレンド(仮)」などのヒットを飛ばした実績を持つ。

 例えば、横山さんが企画とプロデュースを務める、女子高生と男子高校生・大学生の恋愛リアリティーショー「オオカミくんには騙されない」。放送開始は17年2月。男子は最低でも1人、うそをついているという、カードゲーム「人狼」的設定を取り入れて、女子高生を中心に爆発的な人気に。

 横山さんがしたことは、「尖った」企画で男性視聴者が多かったAbemaTVに、女性が共感できる要素を入れること。実際に女性視聴者が増え、AbemaTV視聴者は現在、男性61%、女性39%。今後は20〜30代の女性にも受け入れられる恋愛ドラマやリアリティーショーの制作により力を入れるため女性スタッフを増やしている。(編集部・竹下郁子)

AERA 2017年11月13日号より抜粋


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