10月から3カ月連続で配信されるシングルは、豪華ミュージシャンとのコラボレーション楽曲。その第1弾、クレイジーケンバンドのボーカル横山剣とのデュエット曲「羽田ブルース」は、昭和歌謡の雰囲気ただよう妖艶なナンバーだ。

「剣さんには『偏見を膨らませてもいいので、私を見て感じたままのイメージを曲にしてください』とお願いしました。そう思って曲を聴いていただくと、面白い発見があるはずです。別れた男を『後悔させてやる』という歌詞は、本当の私とシンクロするかも(笑)。恋愛するたびに、『手放さなければよかった』と思われる女性になりたいと思っていますから」

 12月は3都市でツアー。すでに、「動」のシシド・カフカがうずうずしている。

「女優やモデルなど、いろいろなお仕事をやらせていただいていますが、私はあくまでミュージシャン=シシド・カフカです。ライブでは、暴れまくりますよ」(編集部・作田裕史)

AERA 2017年10月30日号