「触る」は赤ちゃん自身の能動的な動きで、とても重要。赤ちゃんが自分の体を触って認知しようとしているとき、むやみに触ることは控えたほうがいいと言います。

 小西先生は、

「赤ちゃんがかわいくて思わず触ってしまう。そんな親子の自然な触れ合いはもちろんいいことです」

 としたうえで、こう言います。

「ベビーマッサージや赤ちゃん体操など、意識的なタッチは赤ちゃんの自発的な行動とは対極にあります。脳の発達には赤ちゃんのやることを邪魔しないのが重要で、赤ちゃんからの働きかけを待つことを心がけてほしいと思います」

※『AERA with Baby スペシャル保存版 早期教育、いつから始めますか?』より