Airbnb共同創業者「Airbnbの原点となった体験」を語る 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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Airbnb共同創業者「Airbnbの原点となった体験」を語る

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 自分の部屋や家を観光客らに貸し出せるAirbnb(エアビーアンドビー)。共同創業者のジョー・ゲビア氏(35)が来日。蜷川実花の撮影によりAERA 2017年4月17日号の表紙に登場。単独インタビューに答えた。

*  *  *
 約10年前にアメリカ・サンフランシスコの若者が考えた突拍子もないサービスは、世界191カ国に広がり、登録された宿泊場所は300万件にまで膨れあがった。

 貸す側は「宿泊費」がもらえるし、借りる側はホテルより安かったり、隠れ家的なところに泊まることができたり。日本だとこたつや畳の部屋も人気だ。

 創業者の一人、ジョー・ゲビアは、

「その土地に住んでいる人々の家に泊まることで、地域との接点ができ、自分の世界が広がる」

 と呼びかける。

 事業のアイデアが生まれたのは2007年。サンフランシスコで起業の夢を抱き、のちに共にAirbnbを立ち上げることになるブライアン・チェスキーとアパートで暮らしていたゲビアは、
「地元で大規模なイベントが開かれるのに宿泊施設がいっぱいだということを知って、自分たちの部屋を貸し出してみたらどうかなと思いついたんだ」

 ユタ州やインドから来た、面識のない3人のゲストがゲビアたちのアパートで寝泊まりした。受け取った宿泊料は思いがけない収入となった。
「私たちは子どもの頃から、「知らない人は危険だよ」と教えられてきた。その不安を解消するのが新しい挑戦だと思った」

 泊まる側と貸す側は、お互いのプロフィルや顔写真などを事前に確認でき、メッセージのやりとりも可能。支払いは直接行わず、クレジットカードなどを使ったオンライン決済だ。

 新たに始めたサービス「トリップ」では、盆栽などその国や地域ならではの文化を専門家から学ぶことができる。
「国境は二の次。あらゆる文化や背景を持つ人を温かく受け入れるコミュニティーを作りあげたい。人間同士が理解しあうことで、世の中ってよりよいものになると信じているんだ」

(ライター・山口亜祐子)

AERA 2017年4月17日号


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