ポケモンGO後の東京ルポ 不忍池が「入れ食い」の釣り堀と化していた (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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ポケモンGO後の東京ルポ 不忍池が「入れ食い」の釣り堀と化していた

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福光恵AERA#ポケモンGO
(c)OpenStreetMap contributors (c)CARTO, CARTO attribution

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 30代だった1990年代、夢中になっていた携帯ゲーム機をのぞいた若い友人に、笑われた。

「ポケモンなんてやってるんですか?」。20年後、そのポケモンがアプリになって、世界をとりこにしている。

 AR(拡張現実)なる最新技術を装備した「ポケモンGO」として帰ってきたポケットモンスター。「やったー!」とポケモンGOふうのセリフで胸を熱くしていたら、編集部からこんなミッションがやってきた。

「ポケモンGOで、様変わりした街を見てきて」

 思う存分遊んでこいって? ウェーイと小躍りした自分がバカでした。史上屈指の過酷さとなった今回のルポの内容を紹介する前に、ざっとポケモンGOについておさらいしておこう。

 ポケモンシリーズのゲームは、できるだけ多くの種類のモンスターを集めることが目的。これまでは画面の中に配置されていたポケモンが、今回は位置情報を使って、実際の街に配置された。つまり、街に出かけて歩き回らないことにはモンスターをゲットできないところがミソ。

 日本での配信開始は7月22日。配信後3日間で、国内のダウンロード数は国民の10人に1人に匹敵する1千万を突破したとされ(ネット行動分析サービスの「ヴァリューズ」調べ)、街のそこかしこにポケモン目的のプレーヤーが出現した。レアなポケモンが多く出る「ポケモンの巣」には日夜プレーヤーが押し寄せ、風景を一変させているらしい。

●人の動きが変わった

 そこで上のマップだ。ツイッターなどのつぶやきの内容とつぶやいた人の位置情報などを用い、ポケモンGO公開直後から多くの人が訪れた都内スポットをマーク。円が大きければ大きいほど、多くの人が訪れてツイートしたことを意味する。

 ポケモンGO公開前と比べると訪問者数が増えているか、ツイートの内容などから多くがポケモン目的と思われるのが、丸付き数字で示した18地点。このマップを作製し、ポケモン出没スポットなどを紹介する「ポケモンGOインサイト」を運営するナイトレイの石川豊社長が言う。

「たったひとつの商品でこれだけ人の動きが変わった例は、見たことがない。すごいブームであることは間違いないですね」


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