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「新生村上ファンド」に当局が強烈な警告?

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強制捜査を終えて村上氏の関連会社が入るビルから段ボールを運び出す証券取引等監視委員会の職員ら。監視委の狙いはどこにあるのか/11月25日、東京都港区 (c)朝日新聞社

強制捜査を終えて村上氏の関連会社が入るビルから段ボールを運び出す証券取引等監視委員会の職員ら。監視委の狙いはどこにあるのか/11月25日、東京都港区 (c)朝日新聞社

 絢氏は慶応大学法学部卒業後、モルガン・スタンレーMUFG証券を経て、今年6月に村上家の資産運用会社、C&Iホールディングスの代表に就任した。

「父親譲りのクリッとした目の美人で、選別したメディアに登場しては有能さをアピールしています。一方、投資先に乗り込んだときに話をするのは相変わらず世彰氏ばかり。若く才能にあふれ、既に1児の母でもある絢氏は、“新生村上ファンド”のイメージ戦略にうってつけだったのでしょう」(経済ジャーナリスト)

 今回の強制調査について、11月30日には絢氏が、「世彰氏からは株価操縦を意図したことはないと聞いており、違反の事実はないという結論になるものと信じております」とコメントを公表。世彰氏も12月4日にオフィシャルサイトを立ち上げ、「相場操縦をする意図も理由もない」と訴えた。

 家族の絆で再出発した村上「ファミリー」ファンド。今後はどうなるのか。元検察幹部は「全体像はまだつかめないが、黒田電気との攻防にしても村上側は正論を吐いているだけだし、身柄を取るところまでできるかどうか」としつつ、こう見立てる。

「しかし、看板をかけ替えただけで、市場を同じ手法でかき回す村上氏に、当局が強烈な警告を発したことは間違いない。もう少し、様子を見てみましょう」

AERA  2015年12月14日号より抜粋


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