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担当者が明かすグーグル「採用のおきて」

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シニアエンジニアリングマネージャー及川卓也さん(49)「Chrome」ブラウザチーム担当。東日本大震災から10年後までに宮城・石巻から千人のIT技術者を育成しようというプロジェクト「イトナブ」に参画。趣味はマラソン。さまざまな練習方法からフィードバックを追求するマラソンは、「サイエンティフィックでエンジニア向き」(撮影/高井正彦)

シニアエンジニアリング
マネージャー
及川卓也さん
(49)
「Chrome」ブラウザチーム担当。東日本大震災から10年後までに宮城・石巻から千人のIT技術者を育成しようというプロジェクト「イトナブ」に参画。趣味はマラソン。さまざまな練習方法からフィードバックを追求するマラソンは、「サイエンティフィックでエンジニア向き」(撮影/高井正彦)

 超巨大企業・グーグル。そこで働く優秀なエンジニアたちは、どのような基準で採用されたのか。採用担当者が明かした。

 ブラウザ「Chrome(クローム)」の東京開発チームのマネージャーである及川卓也さんは、20人以上のエンジニアたちのチームを率いる。多くは、他社で働いていた経験のある転職組。及川さんは言う。

「単に『管理者』という人はグーグルにはいない。マネジメントと同時に、リーダーとして機能面や技術面をしっかり率いていく必要があります」

 及川さんは、組織を作り上げるうえで重要となる人材の採用も約8年間、担当してきた。グーグルには、グローバルで統一的な「採用のおきて」がある。「学ぶもののない、あるいは手ごわいと感じない人物は採用しない」「周囲に刺激を与え、協力できる人物を採用せよ。ひとりで仕事をしたがる人物は採用してはならない」などとともに、こんな条件もある。

「最高の候補者を見つけた場合のみ、採用せよ」

 及川さんが、こう説明する。

「例えば、期末までに何人補充しなければダメといったときに、採用のハードルを下げてしまいがちです。でも、グーグルは絶対に下げません」

「いま5人採用したい」というときも、半年後にその枠が埋まっていないことはザラだ。エンジニアや製品開発者は、極めて高い専門性が求められるだけに、絶対に妥協はしない。

「そのせいか、グーグルって鼻っ柱の強いエンジニアが多い。『取りまとめるのが大変では』と聞かれることもあります」 

AERA 2014年12月15日号より抜粋


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