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彼女のためには払えない? コスパを気にしすぎる男たち

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AERA#働く女性#女子

 草食系や妻食系など、多様化する男性のタイプ。今度のキーワードは「コスパ」になりそうだ。

 通信会社に勤めるナオさん(26)は、今年4月から医者になった彼(30)を、

「決して払わないわけではないんですが、コストパフォーマンスをすごく気にするんです」

 あらかじめ、ナオさんが支払うことになっていたレストランで、「この料理6千円の味じゃないよね」と言ったり、温泉旅行へ行くので旅館を予約してくれているかと思えば、彼曰く「コスパのよい」ビジネスホテルだったり。

 2年前、つき合って2回目のクリスマスを軽井沢で迎えた。和やかに楽しく過ごした帰り道のことだった。アウトレットで花畑牧場のジャムを購入した彼は、保冷剤の200円をケチった。軽井沢の冬は寒い。車の中もまるで冷蔵庫。ナオさんが暖房をつけようとすると、彼は、「せっかく200円払わなかったのにもったいない」と暖房を入れさせてくれなかった。あまりの寒さに風邪をひくと思ったナオさんは、コンビニが見えた時に、「車止めて!」 と叫んだ。何も言わず車から降りるやブロックアイスを300円で購入。

「これでいいんでしょ!」

 とたたきつけ、暖房を入れた。

 IT企業に勤めるユキさん(25)が8カ月つき合った男性(28)は、筋金入りの払わない男だった。起業を目指して貯金していたため、会社の飲み会でもきっちり割り勘。「おごらない」と豪語していた。だが、オシャレで仕事ができて人気者。ユキさんはすっかり惚れ込んだ。1度振られても諦めず、半年後に恋を実らせた。

 交際前に食事に行って、「俺はおごらないよ」と宣言されていたこともあり、デート代はもちろん割り勘。沖縄で過ごした24歳の誕生日も女友達と一緒。彼には「お金ないから行きたくない」と一蹴された。

 しかも、誕生日プレゼントどころか当日に電話もメールもなし。沖縄から電話すると、男友達と一緒だったようで、逆切れされた。

 東京ディズニーランドのデートでも、チケットはユキさんがもらったものだったにもかかわらず、「5千円も飛んだ!」と愚痴られ、ユキさんもついに別れを決意。8カ月で貢いだ金額は計約16万円に上っていた。

 自分に投資する金はあってもオンナに投資する金はない──。話を聞いているとそんな自分大好きな男性像が浮かび上がる。

AERA 2013年5月27日号


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