東京の文化の中心は、西から東へ移行中?「台東区・蔵前は日本のブルックリン」説とは 〈BOOKSTAND〉|AERA dot. (アエラドット)

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東京の文化の中心は、西から東へ移行中?「台東区・蔵前は日本のブルックリン」説とは

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世界中の女性の憧れと共感を集め、大人気となった海外ドラマ『SEX and the CITY』。4人の30代女性の華やかなライフスタイルを描いたこの物語。舞台には、高層ビルが立ち並ぶラグジュアリーな都市・ニューヨークのマンハッタンが選ばれました。



一方、最近では、その東に位置するブルックリンが、新たなカルチャーの発信地として注目を集めています。古くからベッドタウンとして機能してきた庶民的な街でしたが、家賃の安さなども影響して、1990年以降、多くのアーティストやミュージシャンなどが移り住むように。こうして、多くのクリエイターが集まるようになったこの街では、日々新たなカルチャーが生まれ、変貌を遂げています。



そんなアメリカの状況と共鳴するかのように、東京でも「東京スカイツリー」が墨田区押上にできて以降、"東京の東側"の、かつて下町と言われてきた地域への関心が高まってきています。その代表格といえるのが、東京台東区の下町・蔵前です。雑誌『POPEYE』の特集「東京タウンガイド」では「蔵前は東京のブルックリン」と評されるほど、新しい文化の生まれる場所として注目されています。



スナップマガジン『3〈SAN〉』 の特集「蔵前は東京のブルックリンなのかな...ホントに。」では、この真相を突き止めるべく徹底取材しています。



同企画では、注目の不動産サイト「東京R不動産」の安田洋平氏に話を聞いています。都心の西側(渋谷、中目黒、恵比寿など)に飽和感を抱いていたという安田氏。一方で、東側のエリア特有の"余白感"に不思議なワクワク感を抱いたと話します。



最近では、蔵前をはじめとする東京の東エリアの空き物件に、ものづくり系の人々のアトリエやショップが集まるようになったのこと。安田氏はこの街の魅力を下記のように語ります。



「まだ出来上がっていない街の、変化の中にいる楽しさという点で、もしかすると、マンハッタンとは違う、ニューヨークの東側の文化に近いものがあるのかもしれませんね」



実際に蔵前に足を運んだ編集部は、古い倉庫をリノベーションしたホステル「Nui」やスカイツリーの見える食とアートを創造する複合商業施設「MIRROR」を直撃し、新しいカルチャーが生まれる様子をレポート。そして、そのお洒落な建物の裏で、駄菓子屋・小さい工場・床屋・人形店...と、下町らしい懐かしい風景も健在であることを確かめています。



『3〈SAN〉』では、ほかにも「結局、あまちゃんってナニが面白かったの?」「無印良品の家に住んでいる人を見てみたい」「やっぱゆとり世代って言われるとやっぱり腹立つ?」などのレポートも敢行。2013年の"気になりごと"を、グラフィックとともにわかりやすく紹介している雑誌となっています。


(記事提供:BOOK STAND)

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