ゲッターズ飯田さんが独自の「五星三心（ごせいさんしん）占い」で、2023年の世相や運気の流れを読み解きます。キーワードは「変革」「辛抱」「斬新」です。

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　2023年は、20年から25年まで続く価値観の大転換期のちょうど半分で、みんなが「風向きが変わった」と実感するような年になります。

　大転換期が始まった20年は新型コロナの感染拡大が本格化。リモートワークなど、コロナ前には考えられなかったことが日常になりました。23年は、あらゆるものが変わる時代であることを自覚して、新しいことを積極的に受け入れ、運気の波に乗るのが吉。

　忍耐強い鳳凰座の運気が強くなっていくので、何年も我慢強く積み重ねてきた人が評価される年に。一方、積み重ねがない人にとってはより厳しい時代になるのですが、23年はうさぎ年で、飛躍の年。23年にちゃんと取り組めば一気に飛び越えるチャンスはあり。その場合、「イチから勉強」ではなく、まずはわからなくてもやってみる。理屈は後からついてきますし、深く考えずに楽しむことのほうが重要です。

　好奇心旺盛なインディアン座も強まるので、新しいテクノロジーなど斬新なものが登場する兆しがあります。LINEが登場したのは12年前（11年サービス開始）で、今や当たり前のツール。12年後に常識になっている何かが23年に出てくる可能性があります。

　23年3月は、いろんなものがバチッとそろう時期で、ここでがらりと運命が変わります。そのことを頭に入れて、1～3月は何かに真剣に取り組んでいきましょう。

　ここ数年、安くていいものなど、庶民的なものが強い流れだったのですが、次第に高級なものに価値を見いだすようになります。それは、景気が活発になる兆し。いいものを見極めて、それに触れたり、身につけたりするといいでしょう。

　占いは当たるかどうかよりも、タイミングと行動を変えるためのもの。僕の本には、他タイプの運気の流れや相性についても書いています。コミュニケーションを良好にするツールとして活用してほしいと思っています。

（構成／吉川明子）

※週刊朝日 　2023年1月6－13日合併号