丸山茂樹「11月にやる意味があったのかな」マスターズ開催に疑問 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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丸山茂樹「11月にやる意味があったのかな」マスターズ開催に疑問

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

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丸山茂樹

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オーガスタで練習ラウンド中の英樹。さて結果は…… (GettyImages)

オーガスタで練習ラウンド中の英樹。さて結果は…… (GettyImages)

 丸山茂樹氏は、丸山茂樹氏は、11月開催の「マスターズ」や現役引退した阪神の藤川球児について語る。

【写真】オーガスタで練習ラウンド中の松山英樹

*  *  *
 アメリカPGAツアーの「ビビントヒューストンオープン」(11月5~8日、テキサス州ヒューストンのメモリアルパークGC)で、松山英樹(28)が2位に入りました。今シーズン初のトップ10ですね。

 3日目までのプレーを見て、全体のコンビネーションがよかったし、スタッツもよかったから、優勝もあるんじゃないかと思って。最終日は久々にアラームをかけて、起きて全ホール見ました。

 トップに5打差で出てね。日本なら楽々優勝してるような内容だったけど、PGAだと届かない。大変ですよ。上には上がいるんです。

 それにしても、11月に開催された「マスターズ」(11月12~15日、ジョージア州オーガスタのオーガスタナショナルGC)を見る日が来るとは思いませんでした。締め切りの関係で、試合の内容については来週号で触れます。

 こういう異例のシーズンなんだけど、正直11月にやる意味があったのかな、って気がします。5カ月後にまたマスターズですから。価値を大事にした方がよかったんじゃないかなあと。同じメジャーでも全英オープンはやめたし、テニスのウィンブルドンもそう。やっぱり4月にやるのがマスターズですから。そう言いながらも、楽しみにしてたんですけどね。

 さて、アメリカの大統領選挙はジョー・バイデンさん(77)が現職のドナルド・トランプさん(74)に勝ちました。でもトランプさん側は敗北を認めず、なんだかすっきりしない感じになってます。

 僕の自宅があるカリフォルニア州では、トランプさんは完全にヒール。全体で見ると事業家にはトランプさんがいいって人が多くて、マイノリティーと呼ばれる人たちはトランプさんが嫌い。

 僕がPGAツアーを回ってたときからトランプさんはゴルフ場に来てました。そのときは自分の番組も持ってたし、めちゃめちゃ人気があったんですよ。それはビジネスマンとして言いたいこと言ってて面白い、という感じで。

 ゴルフも大好きだから、我々にとっちゃよかったんだけど。大統領になったら「ちょっとめちゃくちゃだな」みたいな。感情的になってしまうことが多いじゃないですか。トップに立つ人なんで、冷静に幅広く見なきゃいけないんじゃないかなと思いますけどね。

 阪神タイガースの藤川球児選手(40)が11月10日の巨人戦で現役最後のマウンドに立ちました。メジャーリーグに挑戦したあと、ふるさと高知の独立リーグのチームに入りましたよね。彼の野球人生を見てて、ほんとに野球が好きなんだなと感じます。

 ほんとに野球とまっすぐに向き合って生きてきたんだろうな。いつか星野仙一さんにかけてもらった言葉を思い出します。「現役がスポーツ選手として最高の場所なんだぞ」と。藤川選手には、とにかくおつかれさまと言いたいです。

週刊朝日  2020年11月27日号


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丸山茂樹

丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表ヘッドコーチを務める。19年9月、シニアデビューした。

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