黒柳徹子「好きなことだけやって生きる」 過労で倒れたことをきっかけに (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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黒柳徹子「好きなことだけやって生きる」 過労で倒れたことをきっかけに

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黒柳徹子さん(撮影・村上宗一郎)

黒柳徹子さん(撮影・村上宗一郎)

 開始から25年。作家・林真理子さんの連載「マリコのゲストコレクション」。歴代女性ゲストのお話から、「生き方を考える言葉」をセレクト。今回は、2008年12月12日号から女優・黒柳徹子さんです。

【写真】独自のスタイル!我が道を行く黒柳徹子さん

*  *  *
 テレビの世界に生きて、67年。常にその第一線で活躍を続ける黒柳徹子さん。暮れが近づくある日、「今年も元気でご活躍された方を」ということでご登場いただきました。親友の赤塚不二夫さんの思い出から、若さの秘訣まで、対談は予定時間を超えて続き──。

林:ご縁といえば、なんといっても親しくしていらっしゃったのは赤塚不二夫さんですね。

黒柳:赤塚さんのことは思い出が尽きませんけど、知り合ったのは40年ぐらい前か、もっと前かしら。テレビでご一緒して、仲良くなって、ひところ噂になったりもしたのよ。

林:エッ、赤塚さんと? ほんとですか。似合わないですよ(笑)。

黒柳:結局はね、たいしたことにはならなかったんだけど、思い出すのは三十何年前でしょうか、私が大阪で芝居をしてるとき、赤塚さんが突然、楽屋にいらしたの。私が「どうしたの?」と聞いたら、赤塚さんがポソッと言ったの。「来ちゃった……」って。

林:口説き文句じゃないですか。

黒柳:あのとき、もし私が「来ちゃったって、どういう意味?」とか聞いたら、違う展開になったかもしれないんだけど、私ね、「いつ帰るの?」って聞いたの(笑)。そしたら「今晩」って。あの人、すごく気の弱い人ですから。

林:黒柳さん、男の人をシラけさせちゃいけませんよ(笑)。

黒柳:そのまま何ごともなく別れたんですけど、よかったと思います。だって、それからずっと友情が続いて、数え切れないくらいの楽しいことがあったんですもの。

*中略*

林:もっと不思議なのは、黒柳さんが全然お年をとらないで、変わらないこと。

黒柳:「どうしてそんなに元気なんですか」ってよく聞かれるんだけど、いちばん大きい理由は、仕事を始めて5年目に過労で入院したときのことです。NHKで、渥美清さんとドラマで夫婦役やってたんですけど、当時は生放送だから、私がいなくてどうするんだろうと思ってたら、(ドラマの中の)近所の人が来て「奥さん、どうしました?」「ああ、実家に帰ってます」って言ったの。もし私が死んだら、「実家に帰って死にました」で終わりなの。


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