永六輔さんとは長い付き合いだったため、思い出は「本当にたくさんある」という梓さんだが、特に最後に会ったときのことが強く印象に残っているという。

「亡くなる2年前に『夢であいましょう』のイベントでご一緒したのですが、その打ち上げの際に『こんにちは赤ちゃん』のアンサーソングを作ろうよという話で盛り上がりました」

 残念ながら、その曲ができることはなかったが、天国の永さんに今だから伝えたいメッセージはありますかと尋ねると、梓さんはこう答えた。「永さんからいただいた素晴らしい楽曲と思い出を胸に、私は生涯歌い続けたいと思います」。(本誌・伏見美雪)

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