Q6 喜々津


1898(明治31)年開業。古くは「木々津」だったが、豊臣秀吉の朝鮮出兵に際し、領主・龍造寺家晴が縁起のよい方向ということで当地から出立。のちに無事に帰着し、「喜々津」に改めたと伝えられています。

Q7 諫早 
1898(明治31)年開業。中世には「伊佐早荘」の名が見られ、江戸時代初期の当地の領主・龍造寺直孝が諫早に改姓した際、地名も改められました。九州新幹線長崎ルートの建設に伴い、駅舎を建て替えが進行中です。

Q8 鳥栖 
1889(明治22)年開業。JR鹿児島本線から長崎本線が分岐する要衝。当地の住人が鳥を捕まえて飼いならし、朝廷に献上したことから「鳥樔(巣)郷(とすごう)」などと呼ばれ、鳥栖の地名が生まれたとされています。

■【答え】
A1かんざき、A2うらかみ、A3たら、A4ながよ、A5うしづ、A6ききつ、A7いさはや、A8とす

※地名の由来には諸説があり、その代表的なものを紹介しています。

つぼうち・まさみ
1974 年、香川県生まれ。365 日、神出鬼没に全国を駆けめぐる。

※「みんなの漢字2017年9月号」から