すしざんまい社長が語る築地問題「大丈夫、負けないですよ」 (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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すしざんまい社長が語る築地問題「大丈夫、負けないですよ」

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木村 清(きむら・きよし)/喜代村代表取締役社長 1952年、千葉県生まれ。68年、中学卒業後、パイロットに憧れ、15歳で航空自衛隊に入隊するも、目を負傷し5年9カ月で退官。85年、喜代村を創業。2001年、築地場外に日本初の年中無休24時間営業の「すしざんまい本店」を出店。全国で約50店を展開。今年1月5日、築地市場の初競りでは、青森県大間産の本マグロを7420万円で競り落とした(撮影/写真部・小原雄輝)

木村 清(きむら・きよし)/喜代村代表取締役社長 1952年、千葉県生まれ。68年、中学卒業後、パイロットに憧れ、15歳で航空自衛隊に入隊するも、目を負傷し5年9カ月で退官。85年、喜代村を創業。2001年、築地場外に日本初の年中無休24時間営業の「すしざんまい本店」を出店。全国で約50店を展開。今年1月5日、築地市場の初競りでは、青森県大間産の本マグロを7420万円で競り落とした(撮影/写真部・小原雄輝)

──古い建物は壊して再開発すべきでしょうか。

 私は築地で40年以上、仕事をしています。古い街を大切にしながら、防災とか衛生の問題を良くしていくということは可能だと思います。京都の祇園界隈や花見小路はすばらしい日本の文化。築地もそうだと思っています。

──ところで、小池知事は豊洲移転の時期として、来年5月をめざすと発表しました。

 小池さんは来年5月というけれど、市場の現状を見ると、ちょっと無理じゃないかな。私は順調に行っても、来年9月ごろになるのではないかと思っています。いずれにしても都が市場を移転するというんだから、場内の業者はそれに従って、豊洲市場へ行かざるを得ないでしょう。

──それはあくまでも場内のことであって、場外は東京都の所管外。民間の施設でしかない。築地場外にある「すしざんまい」はこれからどうなるんですか。

 今のところ、豊洲からお呼びはかかっていません。場内が豊洲に移転しても、場外はこれからも変わらない。そもそも行政関係者や議員の中に、築地市場で働く私たちのことを真剣に考えている人はいるのでしょうか。移転をめぐる騒動の渦中にいると、築地を政治のいたずらに使っているように思えてしまいます。

──築地市場の跡地は2020年の東京オリンピックで一時的に輸送拠点として使用すると公表されています。駐車場や車の整備、ドライバーの休憩や食事の場所に使われるというイメージだと都は説明しています。築地市場は5年後に再整備され、食のテーマパークに生まれ変わると発表されている。豊洲へ行った業者も戻りたければ築地に戻ってこられるという。

 そのへんの計画の具体的な説明は受けていないんですよ。毎回、直前になって、こう決まったからと発表されてもねぇ。

──都の計画では場内と場外が分離されるような感じを受けます。

 確かに場外は所有権が入り組んでいて複雑に分かれているから、再整備するにしても難しい面はありますね。「すしざんまい」も借りている店舗はあります。だけど、市場の発展は官民一体でしょう。行政が場外を含めて丁寧に説明すべきだと思います。


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