記者の質問に答える斉藤由貴、どこかチグハグな雰囲気(撮影・大塚淳史)
記者の質問に答える斉藤由貴、どこかチグハグな雰囲気(撮影・大塚淳史)
会見の冒頭、頭を下げた斉藤由貴(撮影・大塚淳史)
会見の冒頭、頭を下げた斉藤由貴(撮影・大塚淳史)

 女優・斉藤由貴(50)が3日夜、週刊文春の“ダブル不倫”報道を受けて会見を開いた。妻子ある男性医師とのて映画館デートや直後の手繋ぎ、別宅で二人っきりで頻繁に会っているところを激写、大々的に報道されていた。

【写真】反省し、頭を下げる斉藤由貴

 
  斉藤は男性医師とは家族ぐるみの付き合いで、男女の関係は無いと答えたものの、男性医師に対する好意は否定せず、なんとも煮え切らない内容に終始。斉藤の夫が会見を見てたら、複雑な気分になったのは間違いない。

 1994年に一般男性と結婚した斉藤は三児の母だ。しかし、過去には歌手の故・尾崎豊、タレント・川崎麻世と既婚者と不倫をし、その都度、釈明会見を開いていた。

 斉藤の会見は、ドラマの収録が延びた影響で、15分遅れで始まった。急いで会見会場に来たからなのか、髪が乱れたままだった。

 女性レポーターたちから、なぜ手を繋いだのか、なぜ男性と二人っきりで映画を観に言ったのか、好意はあったのか、と厳しい質問を浴びた。

 しばらく沈黙したのち、「やっぱり好意があるから手を出されて握ったんでしょうね。そういうところが甘いんでしょうね」と夫が聞いたらショックを受けそうな返答をした。

 別宅のマンションについて、文春の報道では夫は「知らなかった」などと答えていたが、そのことについてはこう語った。

「私が夫に何を聞かれても『知らない』と答えてほしいと伝えていた。マンションのことは伝えていなかった。仕事に集中する環境が欲しくて、借りた。夫はなんとなく知っていたのでは……」

 夫が存在を知らない別宅で、週4回も会っていたとなると、夫はやるせない気持ちだろう。

 3度目の“不倫会見”についてどう思うか問われると、再び長い沈黙をした後、独特のノホホンとしたトーンで返答した。

「気の利いたコメントをすればよいんでしょうけど、思いつかないです…」

 ドラマ収録の関係があったにせよ、斉藤は前日、自宅に戻らなかったこともあり、夫とはまだ直接この件で話し合ってないという。

「あーっと思って、当然責められてしかるべきなんで、怖くて言えない。でも、主人も聞いてこない。今日は『会見やるの?』とは聞かれました……」

 記者会見の前に、夫にちゃんと釈明すべきだったのでは。(本誌・大塚淳史)

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