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初公開写真も! 没後30年でよみがえる“永遠のスター”石原裕次郎

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 戦後新世代の映画スターとして国民的な人気を得た俳優・歌手の石原裕次郎さんが52歳で亡くなってから、7月17日で30年の節目を迎える。日本映画が最も元気だった昭和30~40年代のスクリーンで、文字どおり縦横無尽に活躍した。現在発売中の『没後30年 永遠のスター 石原裕次郎』(週刊朝日MOOK)にある初公開も含む日活の貴重な写真で、その魅力に迫る。

 経済白書が「もはや『戦後』ではない」とうたった1956(昭和31)年、日本が高度経済成長時代を駆け上がっていくそのとき、石原裕次郎はさっそうとスクリーンに登場した。

 作家の兄・慎太郎が芥川賞を取った「太陽の季節」の映画化で脇役として出演し、映画プロデューサーのターキーこと水の江滝子に才能を見いだされた。同年公開の「狂った果実」で初主演。翌年の「嵐を呼ぶ男」で人気を不動のものにした。

 その後、石原プロモーションを立ち上げて映画会社の枠組みを超えた「黒部の太陽」など大ヒット作を制作。「太陽にほえろ!」を始めテレビでも新たな魅力を発揮したが、肝臓がんで亡くなる最期まで映画作りへの情熱を持ち続けた。日活黄金時代の写真には「永遠のスター」の原点が写しだされている。

週刊朝日 2017年7月14日号


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