音喜多都議激白「浜渦元副知事は“偽証”の可能性が濃厚」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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音喜多都議激白「浜渦元副知事は“偽証”の可能性が濃厚」

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百条委での浜渦氏 (c)朝日新聞社

百条委での浜渦氏 (c)朝日新聞社

 豊洲市場用地をめぐる都と東京ガスの交渉を検証する百条委は、4月4日、予定されていた24人の証人への喚問を終えたが、真相が明らかになったとは言い難い状態だ。小池知事率いる地域政党・都民ファーストの会からただ一人、百条委に加わった前出の音喜多都議は、ここまでの質疑をこう振り返る。

「百条委では15年以上前の事実関係を検証したので、肝心のところで証人が『覚えていない』『記憶にない』と言い逃れをし、なかなか追及し切れなかった。最大会派の自民党が持ち時間のうち約半分を消費し、それ以外の政党が追及できた時間は残りの半分。だから、見ている都民やメディアの方々にフラストレーションがたまったんだと思います」

 ただ、それでも百条委開催によって、新たに明るみに出たこともある。委員会による情報開示請求で、東ガスと都が合計、段ボール100箱分もの資料を提出したのだ。

「資料を見つけ出すには時間をかけるしかなかった。守秘義務などの登録をしているスタッフと一緒に、すべて目を通しました。40時間、一歩も議事堂から出なかった時もありました」

 その中には、驚くべき資料があった。

 これまで、浜渦武生元副知事と東ガスとの間の「水面下」の交渉については資料がなく、謎とされてきた。

 だが、音喜多氏によれば、この期間中の00年12月14日および22日の東ガス側の記録に、当時、浜渦元副知事の下で交渉にあたっていた赤星経昭・元都政策報道室理事が、東ガス側に対し、「土壌Xデー」という言葉を使って土地の売却を迫った記録が出てきたのだ。

 音喜多氏がこう説明する。

「都は、東ガスが今、土地の売却を決めれば土壌汚染が残置されたままでもいいが、もし、売却しないのならこれから国の土壌汚染対策法(土対法)が施行され、土地価格が下落するが、それでいいのかというアメとムチで迫ったのです。政治的圧力だったのではないか」

 実際に、このやり取りがあった2年後の02年に土対法が成立している。

 さらに、東ガス側に対し「先週は中曽根(康弘)元首相が都庁にやってきた」「いま石原(慎太郎・都知事)、扇(千景・当時の建設・運輸大臣)、亀井(静香・当時の自民党政調会長)はバッチリだ」などと、有力政治家の名前をチラつかせながら圧力をかけるかのような記録もされていた。


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