津田大介「トランプ米大統領の公約監視サイトの有用性」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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津田大介「トランプ米大統領の公約監視サイトの有用性」

連載「ウェブの見方 紙の味方」

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大統領就任後100日間で着手する行動計画(公約)の進捗(しんちょく)状況をチェックするサイトが話題を集めている。(※イメージ)

大統領就任後100日間で着手する行動計画(公約)の進捗(しんちょく)状況をチェックするサイトが話題を集めている。(※イメージ)

 ウェブを使った新しいジャーナリズムの実践者として知られるジャーナリストでメディア・アクティビストの津田大介氏。トランプ大統領誕生とともにローンチされた“公約監視サイト”をテーマに論じる。

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 トランプ大統領が米大統領選中の昨年10月末に公表した、大統領就任後100日間で着手する行動計画(公約)の進捗(しんちょく)状況をチェックするサイトが話題を集めている。

 サイトの名は「TrackTrump(トラック・トランプ)」。トランプ大統領誕生と同じ1月20日に開設された同サイトにアクセスすると、トランプ大統領の公約が八つの政策カテゴリー(移民、貿易、エネルギーと気候変動、連邦政府、経済政策、教育、健康保険、安全保障)に分類され、アイコンで表示されている。各カテゴリーをクリックするとトランプ大統領の公約に書かれている分野ごとの個別施策とその進捗状況がチェックできる。例えば、貿易のアイコンをクリックすると公約で示された貿易関連の五つの施策が表示される。そのうち、トランプ大統領が就任3日後に大統領令に署名したTPPからの離脱は、グリーンのマークが付けられている。マークの色は未着手はグレー、着手を開始するとイエローに変わり、政策が実施されたらグリーンになる。

 もし政策が実施されなかったり、政策の内容が公式に変更されたりした場合はこの色が赤くなるそうだ。このように表示することで、あたかもToDo管理ソフトを使うように政策の進捗を把握できる。個別の施策をクリックすると、詳細な説明がポップアップで表示されるのも有用。シンプルな作りながら、欲しい情報にすぐアクセスできる優れたウェブサイトだ。


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