「一緒に夜も過ごしてみないと」熟年婚活の今を家田荘子がレポート (1/5) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「一緒に夜も過ごしてみないと」熟年婚活の今を家田荘子がレポート

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近年活況をみせる熟年世代の婚活。成功させる秘訣とは? (※写真はイメージ)

近年活況をみせる熟年世代の婚活。成功させる秘訣とは? (※写真はイメージ)

 パーティーにバスツアーと、熟年世代の婚活がにぎやかだ。年齢を気にしないで、結婚の機会を、そして幸せをグッとたぐり寄せる秘訣とは。参加者のホンネを探り、「熟年婚活」の今を作家の家田荘子氏がリポートする。

*  *  *
「お時間となりますので、男性の方、お一つずつ席のご移動をお願いします」

 進行役の女性の声かけで、男性たちはすみやかに女性の左側へと移動を始めた。丁寧にお辞儀をする男性もいれば、無愛想な男性や緊張で固まっている男性も。一方で女性は優しい笑みを浮かべ、感じがいい。

 ここは新宿駅南口前にある結婚相手紹介所「茜(あかね)会」の「サロンパーティー」の現場である。

 約5分ごとに男性が移動して相手が代わると、2人はまず、職業や趣味などを記入したプロフィルカードを交換する。気に入った相手の場合、女性の笑う回数が増え、声が大きくなる。膝(ひざ)の距離を女性に近づけ、早くも肩にボディータッチする厚かましい男性も。苦手な男性の場合、女性の顔が後ろに引いていく。「息子の嫁」「お子さん」「孫」「若いですねぇ」といった言葉が幾度となく聞こえてくる。婚活サロンパーティーといっても、男性のみ53歳から64歳という年齢制限付きなのだ。

「茜会」は、創業以来56年間、中高年の出会いサービスを続ける。男性は40代から80代、女性は30代から70代が入会し、会員数は4千人に上る。初期費用はコースによって3万5千円から12万6千円(税別)まで七つあり、入会審査には独身証明書類や住民票などが必要で、既婚者が紛れ込む心配はない。

 今回は参加費3千円で、男女各10人程度のお菓子お茶付きサロンパーティーである。

「相手を探していること、健康であること、経済的に自立し、自分ですべてできる方。この三つの条件がそろわないと、茜会(ウチ)には来られません。社会と接点を持ちたい方もいらっしゃいます。それが若い人の婚活とは違いますね」


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