窮地のPL野球部 母体教団が廃部を推し進める理由 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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窮地のPL野球部 母体教団が廃部を推し進める理由

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もうアルプス席で人文字は作れない?

もうアルプス席で人文字は作れない?

 春夏あわせて7回の全国制覇を誇るPL学園野球部が風前のともしびだ。ノンフィクションライター・柳川悠二氏が取材した。

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 7月28日にあった全国高校野球選手権大阪大会準々決勝で大体大浪商に1‐2で敗れたあと、PL学園の校長にして、野球部監督を兼任する草野裕樹氏(64)はこう話した。

「(敗戦は)監督の責任です。しっかり立て直して再スタートを切りたい」

 しかし、新チームの部員はわずか12人(試合の出場資格保持者は11人)しかおらず、今後は紅白戦もできない状況に陥る。新入部員の募集停止は継続され、2人の外部コーチの退任や、老朽化が目立つ室内練習場、グラウンドに隣接するかつての野球部寮「研志寮」の取り壊しも決まった。また、専用グラウンドは学園の母体であるパーフェクトリバティー教団から寄付された土地だが、その返還も求められている。今、野球部はすべての練習環境が奪われようとしているのだ。

 現状のままでは、全国制覇7度の名門野球部も、来夏には廃部を迎える。3年生部員の保護者はいう。


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