室井佑月 安倍首相の演説は「こっ恥ずかしいラブコール」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

室井佑月 安倍首相の演説は「こっ恥ずかしいラブコール」

連載「しがみつく女」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 先月の訪米演説で株を上げた安倍晋三首相。しかし、作家の室井佑月氏は、その称賛がアメリカ本位であることに怒りを露わにした。

*  *  *
 4月29日に安倍首相が米連邦議会で行った演説を、メディアでは「100点満点の大成功」みたいに取り上げていたが、あたしにはアメリカに対する熱烈なラブコールにしか見えなかった。

 改めて新聞に載っていた演説の全文を読んでみたが、やっぱりこっ恥ずかしいほどの熱烈なラブコールにしか見えない。

 あたしは専門家ではないから、安倍さんの演説の価値はわからない。

 ただ、唯一わかったことは、この国の100点満点とされる外交とは、アメリカへの熱烈なラブコールってことなんだ、ってこと。

 メディアに登場する評論家たちもこぞって安倍さんのラブコール演説を誉めそやしたってことは、この国の知識人たちもおなじ考えである人が多いのか。

 だとすると、この国の様々な問題に、我々の思う解決などない。

 政府は、沖縄の基地移設問題や、TPPの交渉、集団的自衛権の行使容認など、多くの国民の意見にまったく耳を貸さない。

 これからのことについて政府は、

「丁寧に説明していく」


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい