「武将の末裔座談会」関ケ原トークに石田三成末裔も参戦 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「武将の末裔座談会」関ケ原トークに石田三成末裔も参戦

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真田家14代当主真田幸俊氏さなだ・ゆきとし 1969年生まれ。慶応義塾大理工学部、カナダ・ビクトリア大大学院修了。工学博士。現在、慶応大で教授を務める(撮影/写真部・堀内慶太郎)

真田家14代当主
真田幸俊

さなだ・ゆきとし 1969年生まれ。慶応義塾大理工学部、カナダ・ビクトリア大大学院修了。工学博士。現在、慶応大で教授を務める(撮影/写真部・堀内慶太郎)

織田家18代当主織田信孝氏おだ・のぶたか 1959年生まれ。学習院大卒業後、広告制作会社、採用情報誌の制作ディレクターを経て、フリーライター(撮影/写真部・堀内慶太郎)

織田家18代当主
織田信孝

おだ・のぶたか 1959年生まれ。学習院大卒業後、広告制作会社、採用情報誌の制作ディレクターを経て、フリーライター(撮影/写真部・堀内慶太郎)

 週刊朝日ムック「武将の末裔」の出版に、展覧会「大 関ケ原展」(テレビ朝日ほか主催)開催と“戦国時代”に脚光が当たっている。さらに、それを記念し徳川宗家18代当主・徳川恒孝(とくがわ・つねなり)氏、前田家18代当主・前田利祐(まえだ・としやす)氏、真田家14代当主・真田幸俊(さなだ・ゆきとし)氏、織田家18代当主・織田信孝氏(おだ・のぶたか)の4人が「武将の末裔座談会」が開催。しかし、そこには思わぬ人物の乱入が……。

*  *  *
聴衆A:大河ドラマやゲームなどで描かれるご先祖様についてどう思われますか。

前田:うちでは、前田慶次というのが突然有名になりまして。これは利家の兄さんの子どもなんですけれども、マンガになったんですね。おかげでこの間、フランス人と話していたら、前田慶次というのは君の先祖か、と聞かれました。いや違います、って言ったんだけど(会場笑)。マンガとかテレビで突然有名になっちゃうというのはあるようですね。これはもうどうしようもない話です。いちいち怒ったり喜んだりしても意味がない。私も一緒になって楽しませていただいています。

真田:印象深いのはゲームですね。信之・幸村がイケメンになっているのはまあわかるのですが、父親の昌幸は20歳くらい上で(頭が)ツルツルしているはずなんですが、イケメンになっているんですね(会場笑)。いや別に文句はないのですけれども、見たときはちょっとビックリしました。

織田:信長に関していうと、イケメン俳優が演じてくれます。「徳川家康」の役所広司さん、「天地人」では吉川晃司さん、この間の「軍師官兵衛」では江口洋介さん。子孫としてはありがたいですね。ただ、うちって信長の次男の信雄の子孫でもあるんです。信雄は凡庸な武将として描かれるというのが通り相場でして、最近だと「清須会議」という映画でもそうでした。そこの落差が激しいので、子孫としてはなかなか複雑なところですね(会場笑)。

聴衆B:実は、私の知り合いで、石田さんという方がおられて、今日一緒に来ていただきましたので、ご紹介させていただきます。

石田秀雄:どうも、石田です。関ケ原で勝利していれば、私もそちらの席に座れたなと思うわけです(会場笑)。私は石田三成の長男の、佐和山で家督を継いでいた重家の家系です。重家は仏門に入ったのですが、佐和山時代に身ごもった妻がいました。1601年、家康さんの次男・結城秀康さんのはからいで、越前で重家の妻は出産し、血がつながりました。結城秀康さんから続く越前松平家の保護を受けまして、石田家は新潟県の妙高で庄屋になりました。連綿と続きまして、私で15代。大名家にならずに庄屋になったということが残念ですが、血だけは残っています。今後ともよろしくお願いいたします(会場拍手)。

(構成 朝日新聞出版・横山 健)

週刊朝日 2015年4月24日号より抜粋


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