日本人に人気の「宇宙葬」、気になるお値段は? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

日本人に人気の「宇宙葬」、気になるお値段は?

このエントリーをはてなブックマークに追加
週刊朝日

 人生を終えて、眠る先は宇宙──。遺灰を宇宙に埋葬して“流れ星”になるというロマンチックな「宇宙葬」が、日本で現実味を帯びている。

「宇宙葬」を事業化したのは、NASA(米航空宇宙局)出身のエンジニアであるトマ・シベ氏が創業し、宇宙飛行士のブレント・ジェット氏が役員を務める「エリジウムスペース」(本社・サンフランシスコ)。11月、米国内の宇宙基地で1回目の打ち上げが予定されている。同社の日本窓口で事業開発担当役員の金本成生氏がこう説明する。

「10センチ四方の小型衛星の中に、遺灰の一部を1㌢角のカプセルに納め、商業用ロケットに相乗りする形で打ち上げます。国際宇宙ステーションへの物資輸送機でいったんステーションまで運び、そこから宇宙空間に放出させる計画です」

 遺灰を載せた衛星は地球の軌道に乗り、穏やかに数カ月から1年ほど周回した後、無害な形で大気圏に突入して燃え尽き、“流れ星”になるという。

 打ち上げは、インターネットでライブ中継される。スマートフォンやタブレット端末向けの無料GPSアプリで周回中の現在地を確認でき、故人を懐かしむことができる。気になる費用は約20万円と、決して安くはないが、打ち上げまでに100人程度の応募を見込んでいる。日本人にも人気だというのは、七夕や十五夜など、宇宙や星空に古くからインスピレーションを受けている民族だからだろうか。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む


このエントリーをはてなブックマークに追加