ASKA逮捕「妙なハイテンション」を知人語る 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ASKA逮捕「妙なハイテンション」を知人語る

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 ついに――。昨夏以降、覚醒剤の常習者であるという噂があったCHAGE&ASKAのASKA(本名・宮崎重明、56歳)が逮捕されたとの一報が伝わると、関係者からは納得とも諦めとも聞こえるため息が漏れた。周囲の知人らが、ASKAの転落を証言する。

 東京都港区南青山のマンション。5月17日午前7時半、一人で出てきた男に、待機していた警視庁の捜査員が駆け寄った。任意同行を求められ、素直に応じた男はASKA。90年代を代表する大物歌手は、この直後、覚醒剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された。

 ASKAがマンションで朝まで過ごしたのは、芸能プロダクションに勤務する栩内香澄美(とちないかすみ)容疑者(37)=同容疑で逮捕=の部屋。覚醒剤はASKAが用意していたとみられ、ASKAは尿検査で陽性反応が出た。目黒区の自宅にも家宅捜索が入り、覚醒剤と使用器具が見つかった。

「彼は、5年以上前から覚醒剤をやっていたようだ。きっかけは、曲が作れない、うまく歌えないとふさぎ込んで鬱状態になったこと。最初はたまに使用する程度だったが……」

 親しい知人が残念そうに話す。次第に依存が強まり、突然、グラスを投げつけたり、大声で笑いだしたりといった奇行が目立ち始めた。自宅近くの女性は、「早朝、大きく蛇行しながら愛車のジャガーを運転していて、散歩中の犬がひかれそうになった」と証言する。

「奥さんが周囲に相談し、一度は彼自身が『もう手を出さない』と約束した。病院で鬱病の薬を処方され、回復していた」(知人)

 だが、覚醒剤との縁は切れなかった。昨年1月、デュオの活動再開を発表するも、同6月にASKAが「一過性脳虚血症」の疑いがあるとしてライブを延期。そして同8月、週刊文春が覚醒剤使用疑惑を報じた。このときは「違法なことは一切やっていない」とホームページで否定したが、その後、この知人によると、

「鬱病の薬を飲むのをやめ、再び覚醒剤に手を出していた。施設に入り治療する話もあったが、本人が『病院なんていいから』と、聞く耳をもたなかった」

 警視庁は、ASKAを追い始める。本人も尾行に気づいていたようで、関係者によると、週刊文春が報じた「購入ルート」との接触はぴたりとやめたという。

 捜査は停滞するかに見えたが、親しい栩内容疑者の存在が浮上した。明るい性格の美人。近所のそば店では、芸能関係者らとともに何度か来店し、芋焼酎のロックを5~6杯飲んでいた姿が目撃されている。二人の周囲を洗う中で、覚醒剤を所持している疑いが強まったようだ。

 逮捕の1週間前、知人はASKAと夏のコンサートについて電話で話していた。

「機嫌はいいが、妙なハイテンションだった。変だな、またクスリをやっているのかなと思った」

 あの姿を再びステージで見ることはできるだろうか。

週刊朝日 2014年5月30日号


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