示談交渉サービスがポイント、専門家がすすめる「自転車保険」の選び方 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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示談交渉サービスがポイント、専門家がすすめる「自転車保険」の選び方

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自転車が歩行者の間をぬうように行き交う (c)朝日新聞社 

自転車が歩行者の間をぬうように行き交う (c)朝日新聞社 

 ゴールデンウイーク。自転車で出かける人も多いだろう。ただ、事故には気をつけたい。相手に重大な被害を与えた場合、子どもが起こした事故であっても1億円近い損害賠償を求められかねないのだ。「自転車保険」も増えているが、どう選べばいいのか。

 保険に詳しいファイナンシャルプランナーの竹下さくら氏は自転車保険選びのポイントを次のように語る。

「最近の裁判例をみても、相手に対する賠償額が最低でも5千万円の商品を選びたいですね。1億円あれば安心できると思います」

 また、示談交渉サービスがついているかどうかもポイントのひとつだという。

「事故を起こした本人もケガで入院したりしていることが多い。そのときに被害者側と賠償額の交渉をするのは心身ともにつらいものです。示談交渉サービスがついていれば、賠償額などの交渉を保険会社がやってくれるので本人の負担が減ります」(竹下氏)

 一方、本人がケガをした場合に入院保険金などが出る傷害補償は、すでに入っているほかの傷害保険や医療保険でカバーされている場合があるため、「あまり重視する必要はないのではないか」と竹下氏は指摘する。

 また、個人賠償責任補償は、家屋や家財にかけている火災保険に特約でついていることがある。子どもが通う学校で保険に加入している場合もあるので、家族で入っている保険をまず確認したほうがいいという。

 ただ、自転車保険はあくまで「万が一」事故を起こしたときに備えるもの。事故を起こさないよう、子どもがルールを守って安全運転を心がけるよう、日ごろから家庭で教育することが重要なのは言うまでもないだろう。

 ちなみに、事故を起こさなくても、信号無視をした場合は「3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金」、都道府県によっては、携帯電話を使いながら自転車に乗った場合は「5万円以下の罰金」を科される――。

「安全第一」で自転車ライフを楽しみたいものだ。

週刊朝日  2014年5月2日号より抜粋


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