専門家も意見が分かれる「先進医療特約」は「お守り」代わり? 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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専門家も意見が分かれる「先進医療特約」は「お守り」代わり?

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先進医療を実施する医療機関も徐々に増えている (c)朝日新聞社 

先進医療を実施する医療機関も徐々に増えている (c)朝日新聞社 

 万一の時に備えて、ちゃんと入っておきたい医療保険。しかし知らない部分も多いのでは。今回は、耳にする機会はあるものの、よくは知らない「先進医療特約」について専門家に聞いた。

 難病などに対する高度な治療や手術として、厚生労働省が認めた「先進医療」。この先進医療を受けた場合、診察料や入院費には保険が適用されるが、技術料は10割自己負担となる。高額療養費制度も使えない。

 先進医療の技術数は102種類ある(2012年6月末時点)。厚労省の「平成24年度実績報告」から、主な先進医療の1件あたりの技術料を並べてみた。

・(がん治療の)重粒子線治療 299万140円(実施件数1053件)
・(がん治療の)陽子線治療 258万184円(1628件)
・多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術 50万1933円(4023件)。

 先進医療全体では、1件あたり平均69万481円の技術料がかかっている。先進医療を受けた患者数は、1年間で1万4479人だ。この技術料をカバーする「先進医療特約」を現時点でつけるかどうかは、話を聞いた専門家の間でも意見が分かれた。

 意見が共通したのは、「安い」という点。おおよそ100円から数百円で加入できる。これだけ安いのは、実際に保険金を受け取る人がそれほど多くないためとみられる。万が一の時に備えての「お守り」代わりとしてもよさそうだ。

週刊朝日 2013年7月5日号


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