「反原発」で高評価のラジオ番組が打ち切り!? 囁かれる関西電力の影 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「反原発」で高評価のラジオ番組が打ち切り!? 囁かれる関西電力の影

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週刊朝日#原発

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今井一著/会田法行写真

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 毎日放送(MBS)ラジオが関西で放送する人気ニュース番組「たね蒔きジャーナル」(平日午後9縲鰀10時)が、窮地に陥っている。

 番組は昨年の福島第一原発事故以降、積極的に原発問題を報じてきた。「反原発」の旗手として知られる京都大学原子炉実験所の小出裕章助教授も、連日のように出演。今年3月には、一連の原発報道が高く評価され、ラジオ番組で初めて坂田記念ジャーナリズム賞特別賞を受賞した。

 そんな名物番組が、なぜか秋の改編で打ち切られるという情報が駆けめぐっているのだ。

 業界関係者が内情を語る。

「局内では『新しいワイド番組を始めるから』という話になっているようです。しかし局の本音は、スポンサーである関西電力への配慮でしょう。小出さんだけを外すと騒ぎになるから、番組ごと終わらせるつもりなのではないか――という話で持ちきりだそうです」

 事故当初、番組に毎日出演していた小出助教授は現在も、自宅に専用マイクを設置して週2回の電話出演を続けている。

「事故の状況は当初ほどでもなく、以前から出演を減らしてもらうように申し出てはいました。事故を巡る政府や東電の情報は本当にひどく、たね蒔きジャーナルは貴重な番組です。今後を危惧しています」

 と語る小出助教授に「関電への配慮」について聞くと、こう言うのだった。

「当たり前のことなんじゃないですか。マスメディアは国、電力会社と一体になって、お金に縛られて原発を推進してきた。それは今後も変わらないでしょう。いまさら、どうだこうだという気持ちはありません」

※週刊朝日 2012年8月17・24日号


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