オウム麻原の空中浮揚 「飛んで」の依頼はきっぱり断っていた

週刊朝日
 最終的に「殺人集団」と化したオウム真理教だが、教団はヨガ道場を前身としており、教祖・麻原彰晃が宙に浮く「空中浮揚」は、教団の看板だった。数々の凶悪事件とのギャップに戸惑いを覚えるが、何百人ものオウム信徒が習得したという空中浮揚の秘術をここに紹介する。

 教団発行の書籍『麻原彰晃のズバリ!浮揚』(オウム出版)には、空中浮揚に至るヨガの行法が複数紹介されているが、中でも"究極のスーパー行法"として紹介されているのが、「ヴァヤヴィヤ・クンバカ・プラーナーヤーマ(以下クンバカ)」だ。

 このクンバカは尾てい骨に眠るエネルギーを速やかに覚醒させるもので、習得すると"自然に"体が跳ねだすという。

 だが、同書には、この方法は心身に大きな負担がかかるので、教祖の手ほどきなしで行うのは危険だと記されている。

 本家本元の麻原は、1992年ごろ東大で講演したときに「飛んでみせてほしい」と要望されたが、「精神の集中が必要なので、ここでは見せられない」と断ったという。

 この空中浮揚、静止画はあるのに動画は存在しない。もしや超能力じゃないのがバレるから?

※週刊朝日緊急増刊 オウム全記録


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