12月19日(日)の満月は、2021年に起きる満月としては最も地球から遠い位置になり、今年最小の満月に。2021年で最も近かった5月26日の満月と比較すると、今回の満月は視直径で約12パーセント小さくなります。
今年最小の満月
年間で最も大きく見える満月のことをスーパームーンと呼びますが、逆に年間で最も小さく見える満月のことをマイクロムーンとかミニマムーンとも呼ぶそうです。
12月19日(日)の満月は、2021年に起きる満月としては最も地球から遠い位置になり、マイクロムーンになります。
2021年で最も近い満月は、5月26日でした。その時の満月と比較すると、今回の満月は視直径で約12パーセント小さく、輝面が22パーセント少ない(それだけ暗い)程度の違いがあります。(国立天文台より)
実際の夜空に月を二つ並べて比較することはできないため、月を眺めて大きさの変化に気づくのは難しいですが、なんとなくいつもの満月より控えめな感じがするかもしれません。
天気は?
満月になる時間帯は19日(日)13時36分頃のため、18日(土)の夜も満月に近い月が見られそうです。
18日(土)の夜は北海道や本州の日本海側は雲に覆われ、雪が降るでしょう。一方、北海道と本州の太平洋側、四国は晴れる所が多い見込みです。九州は所々で雨や雪が降りますが、雲の切れ間もありそうです。沖縄は雲の多い天気でしょう。
19日(日)の夜は北海道の日本海側から北陸は雪が降りやすいでしょう。近畿北部から山陰、九州北部は雲が多くなりそうです。一方、太平洋側の各地と沖縄は、おおむね晴れるでしょう。マイクロムーンを是非、眺めてみてください。夜間は一段と冷え込みますので、観察の際はしっかりと寒さ対策をなさってください。
なお、東京の月の出は、18日(土)は15時41分、19日(日)は16時24分です。