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過去最強クラスの寒波の到来により、札幌や稚内などでは、未明よりも気温が下がってきています。北海道は、8日と9日は記録的な寒さの所も。寒さの底は「9日の朝」になりそう。

北海道や東北北部 寒気の影響で 今季一番の冷え込み

8日は、札幌の上空およそ1500メートルに、統計開始以来最も低い気温を観測した1984年12月24日の「氷点下24.0度」と同じ程度の強い寒気が流れ込む予想です。このため、北海道や東北北部では、すでに冷え込みが強まっていて、札幌や稚内、小樽、室蘭、青森などで、8日の朝は今シーズン1番の冷え込みになりました。
特に北海道では、未明よりも気温がどんどん下がってきました。札幌の午前8時までの最高気温は、0時20分に観測した氷点下10.1度、最低気温は7時53分に観測した氷点下12.5度です。
午前8時現在の気温をみても、北海道のほとんどの地点で、氷点下10度を下回っています。

寒さの底は 9日の朝

北海道や東北北部では、8日の日中も凍える寒さで、最高気温は、8日未明に観測されたままの所が多いでしょう。8日の夜は一段と冷え込みが強まり、9日の朝が「寒さの底」になりそうです。8日と9日は、記録的な寒さとなる恐れもあり、北海道の内陸部では、9日の最低気温は氷点下25度を下回る所もあるでしょう。

氷点下10度以下だと 氷点下20度以下では

気温が氷点下10度を下回ると、窓やガラス戸には、真っ白な霜が付きます。冷え込みがもっと進んで、氷点下15度以下だと、ダイヤモンドダストが始まると言われ、氷点下20度以下だと、眉毛やひげに霜がついて、顔を出して歩けないほどです。気温が下がると、体調や暮らしにも影響が及んでくるので、できるだけ暖かくしてお過ごし下さい。