秋の小鳥たちが集まる赤い実のなる木、何の木かご存知ですか?

2017/11/18 11:00

ハロウィーンも終わり、秋から冬は花が少なくなる一方、木や草の実を楽しむ季節がやってきました。秋冬のお花のアレンジメントやリースでも、クリスマスにむけて、赤い木の実が多く使われているようです。 本日は、今日の誕生花である『ナナカマド』や、似ているようで少しずつ違いがある可愛らしい赤の実たちに注目していきたいと思います。

サンキライのリース
サンキライのリース
野薔薇の実 花言葉は、「無意識の美」などです。 別名ノイバラ(野茨)で、沖縄以外の日本各地の山野に多く自生しています。国内には10数種の野生バラがあり、西洋に渡り、今までになかった房咲き性の性質を導入するもとになったと言われています。 また、園芸種の台木としても利用されています。5月頃に白やピンクの花を咲かせ、秋に真っ赤な実をつけます。実は、生け花、リース、ドライフラワーに使われます。また、古くから営実(えいじつ)と称し、利尿剤、便秘薬として日本薬局方にも記載されています。 美容や健康に効果があるとして人気の「ローズヒップ」は、ヨーロッパ産の野生のバラの花が咲いた後につく実をいいます。中でもドッグローズという品種がローズヒップティーやローズヒップオイルなどに加工、利用されています。ちなみにローズヒップは、ビタミンやミネラルが豊富で、特にビタミンCはレモンの10倍も含んでいると言われ、美容や健康にいいとされる理由です。 風邪を召しやすい時期、ローズヒップの秋のハーブティーもいいですね。
野ばらの実
野ばらの実
サンキライ 正式名称は「サルトリイバラ」。サルトリイバラ科シオデ属の多年生植物で、学名は Smilax china。 山に入った病人がこれを食べ、元気に回復して戻ってきたことから「山帰来(サンキライ)」という俗称がついたのだそうです。赤い実にはつやがありうまくドライにすると長く楽しめます。クリスマスのリースにもよく使われます。
サンキライ
サンキライ
クロガネモチ 枝先に小さな赤い実をたくさんつけるクロガネモチ。庭木や街路樹でも人気の赤い実です。 「苦労がなく金持ち」に通じるネーミングから縁起木として知られます。 モチノキの仲間で、若い枝や葉柄が黒紫色であることや、葉が乾くと鉄色になることからクロガネモチと名付けられたそう(鉄のことをクロガネという)。 この実は鳥が好んで食べ、運が良ければ鳥の糞から庭に勝手に生えることもあるそう。
クロガネモチの実
クロガネモチの実
ナナカマド 今日の誕生花である『ナナカマド』です。 晩秋の寒空のもと深い緑の葉に映える赤い実を見ていると、日本のクリスマスホーリーツリーなのだと思えてきます。 七竃。ばら科の落葉中高木。和名は、材が燃えにくく、七度かまどに入れても燃えない、燃えきらず残る事から名付けられた説や、食器にすると壊れにくい事から、かまどが七度駄目になるくらいの期間使用できるという説、炭にするには、七度焼かなければならない説、七日間かまどに入れる事で極上の木炭を得られるという説など、由来説の数が多く謎も多い『ナナカマド』です。ナナカマドは葉も紅葉するのが見どころでもあります。 本日誕生花『ナナカマド』の花言葉は、「慎重」「賢明」「私はあなたを見守る」 このほか意外にも多くの赤い実の種類を見かけることに気づかされます。 古くから愛されている赤い実を愛でながら、秋の訪れや深まりを味わうのもいいですね。
ナナカマド
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