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古来、日本人ほど月というもっとも身近な天体と親しみ、その風情を愛してきた民族はいないかもしれません。満ち欠けする月にさまざまな名をつけ、二十三夜講、二十六夜講などで月の出を待って集いました。創作物でも和歌や俳句はもちろん古くはかぐや姫から現代の「セーラームーン」まで、月をテーマやモチーフにした物語は数え切れません。
そんな月大好き民族の日本人なのに、神話の集大成、日本書紀・古事記での月の神様の存在感の薄さ、出番の少なさはちょっと不自然。日本神話の大きな謎のひとつとされてきました。名をツクヨミ(ツキヨミ)ノミコト。太陽神・天照大神(アマテラスオオミカミ)と日本神話のスーパースター素盞嗚尊(スサノオノミコト)とともに、三(みはしら)の神といわれながら、ほとんど出番のないミステリアスな神。なぜなのでしょうか。その正体に隠された秘密とは?
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