長期連休を目前に、日差しが眩しい季節が到来しました。
そこで気になるのは、最近話題になっている「目から日焼けする」という話。
「目で受けた紫外線が、なぜ日焼けにつながるのか」と思う方も多いでしょうが、まずはその理由を知ることが大切。
紫外線、陽射しがますます強くなるこれからの季節。
きちんとしたサングラス選びで、日焼けのダメージから目と体を守ってあげましょう!

きちんとしたサングラス選びで、日焼けのダメージから目と体を守ろう!
きちんとしたサングラス選びで、日焼けのダメージから目と体を守ろう!

なぜ、目から日焼けするの?

目で受けた紫外線が、なぜ日焼けにつながるのか……、その理由は脳に関係があります。
実は、体(皮膚)に日焼け止めクリームをしっかり塗っていても、目が紫外線にさらされることで、脳が「体を守って!」という指令を出し、メラニン色素を出すメカニズム(体の防衛反応)になっているのです。
女性が嫌いなメラニン色素……。
実はこのメラニン色素は、皮膚ガンを防ぐなど、人の体に本来備わっている「肌のバリア機能」。
どういこうことかと言いますと、紫外線を受けた肌が奥深くまで紫外線を到達させないよう、皮膚炎や火傷の水ぶくれを発症させる……。その大切な役割を担っているのがメラニン色素なのです。
ただ、加齢とともに肌のターンオーバーサイクルが増えることでメラニンがシミになるのですが、日焼け止めクリームやミストなど、シミ対策をしっかり実践している人も、
目から得た紫外線情報を脳は信号として体に発信 ➡ 体にメラニンが生成 ➡ 肌が日焼け……。
シミの発生を誘発する上記のサイクルを理解すると、目の紫外線予防(サングラス着用)がいかに大切か理解できますよね。

目からの日焼けを避ける3つのポイント

サングラスにはさまざまなタイプの色があります。
では早速、目からの日焼けを避けるために必要なポイントを、3つご紹介しましょう。
■ポイント01■ 色の薄いサングラスを選ぶ!
通常サングラスは、濃い色を選びがちです。実はこれが問題なのです。
明るい場所にいると、瞳孔が小さくなります(画像参照)。
しかし、暗い場所になると瞳孔は大きくなります(画像参照)。
※暗い色のサングラスが太陽光や紫外線を遮断してくれそうに感じますが、逆に、濃い色のサングラスは目の瞳孔を大きく開かせる効果があるということ。そのせいで、より多くの紫外線を目に浴びてしまうことに!
よって、サングラス色は目が透けて見えるくらいの薄めがベストなのです。

明るいところにいるときの目
明るいところにいるときの目
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