「わかっているんだけど、ついつい宿題を後回しにしてしまう」という相談を送ってくれたのは、小学4年生の女の子。数多くの子ども向けライブを開催し、YouTubeチャンネル「おっぱっぴー小学校」も人気の小島よしおさんが子どもの悩みや疑問に答えるAERA dot.の本連載。めんどくさいこととの向き合い方を伝えながら、「算数の問題文、読まないから問題の意味がわからない」という相談の本当の悩みに向き合います。

MENU ■宿題によっては後回しもいいかも? ■すぐ取り組むには環境が大切 ■問題文の「読み方」にもコツがいる!

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【よしおの答え】
「わかっているけど」「ついつい」「後回し」……大人になってからもよく使ってしまう3ワードだね。よしおも、ネタを作らなきゃいけないとか、番組のアンケートを書かなきゃいけないとか、やらないといけないってわかっているのについつい後回しにしちゃうこと、たくさんあるよ。

 なぁ~もピーヤは小学4年生で、「やらなきゃいけない」って思えているのはかなりすごいことだと思う。「宿題なんてやらない!」って「やらないこと」を選ぶ人もきっといるはずだからね。きっとなぁ~もちゃんは、真面目な性格なんじゃないかな。宿題にしっかり取り組もうって気持ちがないと「わかっているんだけど……」というふうにはならないもの。やらなきゃいけないけど、ついつい後回しにしてしまうことにはどうやって向き合っていけばいいのか、一緒に考えてみよう!

 ところでなぁ~もちゃんは、「めんどうグラフ」って知っている? よしおが考えたグラフだから知ってるはずないよね(笑)! 縦軸をめんどくさい度合いとして、横軸を時間の進み具合とする。すると、時間が進むごとにめんどくさい度合いがどんどん上がっていくことを表しているんだ。これは、よしおの周りでとったデータだから世界中の人が当てはまるわけではないと思うけど、なぁ~もちゃんはどうかな?

次のページへ後回しが悪いわけじゃない!
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小島よしお
小島よしお

小島よしお(こじま・よしお)/1980年、沖縄生まれ千葉育ちのお笑い芸人。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。「そんなの関係ねぇ!」でブレーク。2020年4月からYouTubeチャンネル「小島よしおのおっぱっぴー小学校」で子どもの学習を支援する動画を公開。キッズコーディネーショントレーナーの資格を持ち、子ども向けのイベントを多数開催している。

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