ランニングが日課になったのは、目標を持っていたことも関係するかも。TBS系の番組で「オールスター感謝祭」って知っているかな? 番組の企画で「赤坂5丁目ミニマラソン」っていう大会があるんだけど、よしおはその優勝をめざしていたんだよね。そしてついに今年の春、苦節16年で優勝をしたんだ!
大きな目標を持つのも、日課にするヒントになるかもね。宿題だったら、テストでいい点を取るとかになるかな? 宿題に真面目に取り組んだらテストの点がどう変わるのかを実験するのもいいかもしれないね。
■問題文の「読み方」にもコツがいる!
「算数の問題、文章読まないから問題の意味がわからない」っていうのは、似たようなことを大人もよく言うよ。「食べなきゃ太らないのにな(でも食べちゃう)」「アタックしないから恋人ができないんだよね(でもアタックできない)」「筋トレしないと筋肉つかないよね(でも筋トレできない)」とか。
「そりゃそうだ」って片付けることもできる話なんだけど、実は「やり方」を知らないってことがあると思うんだ。例えば、「筋トレして体力つけよう!」って思ってジムに入会したとしても、筋トレマシーンの使い方がわからなくて辞めちゃう人はたくさんいる。そんなときよしおは、「一回パーソナルトレーナーつけるのがおすすめ!」って話すんだ。
パーソナルトレーナーとは、ひとりひとりの目的に合わせてトレーニングを提案したり、食事指導をしたりする、トレーニングのスペシャリストのことだよ。マシーンのどこをつかめばいいのか、筋肉のどこに力を入れればいいのか、実はわからないことってたくさんあるよね。それをパーソナルトレーナーは丁寧に教えてくれるんだ。
算数の問題も、読めばわかるのはその通りなんだけど、問題文のどこに注目すべきなのか、問題文を読むときのポイントなんかがきっとあるはず。算数が得意な先生に相談して、「算数の問題の読み方」のコツを教えてもらってみたらどうかな? よしおのYouTubeの「おっぱっぴー小学校」でも、算数を楽しく勉強できる動画を発信しているからぜひ参考にしてほしいな!
大人でも悩むことに、いまから向き合おうと相談を送ってきてくれたなぁ~もちゃん。後回しでも先回りでも、自分に合った方法をぜひ見つけてみてね!
……って、僕は思うんだけど、君はどう思うかな?
(構成/濱田ももこ)
●小島よしお(こじま・よしお)/1980年、沖縄生まれ千葉育ちのお笑い芸人。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。「そんなの関係ねぇ!」でブレーク。2020年4月からYouTubeチャンネル「小島よしおのおっぱっぴー小学校」で子どもの学習を支援する動画を公開。キッズコーディネーショントレーナーの資格を持ち、子ども向けのイベントを多数開催している。