締め切り忘れを防止するために、アンケートが届いたら必ずプリントアウトして目が届くところに置いておくんだ。プリントアウトしたらとりあえず一回書いてみて、締め切りの前に見直して書き直している。すぐに取り組むことで、改めて考える時間ができるから、アンケートの内容もよりいいものを提出できるようになったよ。
ひとつ後回しにしちゃうとどんどんたまっちゃって悪循環が生まれることもあるけど、すぐに取り組むとたまることがなくて、ストレスもなくなったかな。こうやって、宿題の内容によって「後回しにするもの」「先回りしてやっておくもの」と区別してもいいかもしれないね。
■すぐ取り組むには環境が大切
宿題ってほとんど毎日出るものだから、「すぐに取り組むクセ」をつけるのもいいかも。そのためには、すぐに取り組むための環境をつくるのがおすすめ。よしおはランニングを日課としているんだけど、地方で泊まりの仕事があるときもなるべくランニングできるように常に“ランニングセット”を持ち歩いているんだ。
靴下、走る用のズボン、Tシャツが入った大きめのポーチを持ち歩いているんだよね。靴は常にランニングシューズを履くようにしている。そうすると、空き時間にすぐランニングできるから、めんどくさいこともないんだよね。
宿題だったら、宿題専用のファイルを作って、そこに宿題を入れて持ち歩くとかね。鉛筆と消しゴムも、そのファイルに入れておけばいちいち筆箱を取り出さなくてもいいよね。何かの待ち時間とか、ご飯までのちょっとした時間とか、テレビのCMの時間とか、寝る前のふとした時間とか、サッと取り組むことができるかも。
ノートや教科書をカバンに入れるときは、やらなきゃいけないページや読まなきゃいけないページをめくったまま入れておくのはとってもおすすめ。よしおはこの相談連載に答えるとき、答えを考えるためにノートにいろんな考えを書き出すんだけど、書き出したページをめくったままカバンに入れて持ち歩いているんだ。そうすると、カバンを開けたときに「あ、考えよう」ってすぐ行動に移せて便利だし、絶対忘れることがないよ。目に見えてないものって、忘れがちになっちゃうからね。
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