お笑い芸人のたむらけんじ
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 お笑い芸人のたむらけんじ(48)が、12月4日に毎日放送のバラエティ番組「幸せやねん!7時間30分SP」に出演し、50歳の誕生日で「芸人引退」を示唆したことが反響を呼んでいる。

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 お笑いコンビのチュートリアル・徳井義実と2人旅ロケに出かけたたむらは、「オレが今やれているのは大きな理由の一つで『せやねん!』に残してもらったというのが、芸人人生が続いている一つの要因でもあるねん、本当に。本当にこの『せやねん!』には、すごく世話になっていて」と感謝を口にすると、「おれ、今48やん? 50歳の誕生日でもう引退しようと思ってる。これマジで」と唐突な芸人引退宣言。「この世界、ダラダラやろうと思ったらできるし、でもダラダラやってるやつは絶対にあかん。もう決めた。ほんまに」と決意を口にし、芸人引退後の人生設計についても言及。「アメリカ行くって決めてん。向こうで何するか分からへん」と明かした。家族の面倒を見られることが芸人を引退する条件になることも付け加えた。

 たむらは、吉本総合芸能学院(NSC)11期生で1992年から芸人活動をスタート。組んでいたコンビが解散した99年からピン芸人になり、獅子舞を手にサングラスとふんどし姿でネタを披露する持ちネタで人気に。ABCテレビ「おはよう朝日です」、「探偵!ナイトスクープ」、MBSテレビ「せやねん!」、関西テレビ「よ~いドン!」など大阪のテレビ番組を中心に出演。「炭火焼肉たむら」、「鉄板焼たむら」を運営するなど実業家としても成功を収めている。

「関西ではテレビで見ない日がないほどの売れっ子で、経営者としても多忙な日々を送っている。ただ今後芸人として続けていけるかモチベーションなどを考えた時に、早期リタイアを決断したのでしょう。実業家で成功しているから決断できたとも言える。たむらさんは『スベり慣れしている』と他の芸人にいじられますが、緊張で声が多々震えることがありますし、根は繊細な人なんだと思います。芸人で30年間走り抜けて心身が消耗した部分は間違いなくあると思います。芸能界引退して米国に行くプランを語っていましたが、無理に仕事をしなくても蓄えはあるので悠々自適の生活は送れるでしょう」(スポーツ紙芸能担当記者)

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