【NBA】
・2008年:デリック・ローズ(3回)
・2009年:ブレーク・グリフィン(6回)
・2010年:ジョン・ウォール(5回)
・2011年:カイリー・アービング(7回)
・2012年:アンソニー・デービス(8回)
・2013年:アンソニー・ベネット(出場なし)
・2014年:アンドリュー・ウィギンス(出場なし)
・2015年:カール-アンソニー・タウンズ(2回)
・2016年:ベン・シモンズ(3回)
・2017年:マーケル・フルツ(出場なし)

■合計:7人出場、34回

【NFL】
・2008年:ジェイク・ロング(4回)
・2009年:マシュー・スタフォード(1回)
・2010年:サム・ブラッドフォード(出場なし)
・2011年:キャム・ニュートン(3回)
・2012年:アンドルー・ラック(4回)
・2013年:エリック・フィッシャー(2回)
・2014年:ジャデベオン・クラウニー(3回)
・2015年:ジェイミス・ウィンストン(1回)
・2016年:ジャレッド・ゴフ(2回)
・2017年:マイルス・ガーネット(2回)

合計:9人出場、22回

【NHL】
・2008年:スティーブン・スタンコス(6回)
・2009年:ジョン・タバレス(6回)
・2010年:タイラー・ホール(5回)
・2011年:ライアン・ニュージェント・ホプキンス(1回)
・2012年:ネイル・ヤクポフ(出場なし)
・2013年:ネイサン・マッキノン(4回)
・2014年:アーロン・エクブラッド(2回)
・2015年:コナー・マクデビッド(4回)
・2016年:オーストン・マシューズ(4回)
・2017年:ニコ・ヒッシャー(1回)

合計:9人出場、33回

 MLBが人数として最も少ない4人、選出の総数も次に少ないNFLに7回離され最少だ。2013年のマーク・アペル投手からは5年連続で選ばれておらず、まだ伸びしろがある選手がいるとはいえ、成功したと言い切れる選手が出ていない状態が続いている。先述の通り、最もオールスターに選ばれる選手の割合が多いことも考えても、野球はプロで通じる選手を見極めるのが難しいことがわかる。

 また、アペル、ブレイディ・エイケン(ドラフト後に負傷が発覚して入団を辞退)、ロイス・ルイスの3人についてはメジャーでの出場がこれまでなく、アペルに関しては既に現役を退いている。

 2009年に鳴り物入りでナショナルズに入団したスティーブン・ストラスバーグ投手から、ブライス・ハーパー外野手、ゲリット・コール投手、カルロス・コレア内野手はリーグの顔にまで成長しているが、近年はオールスターはおろか、所属チームの戦力になったとも言い難い選手が多い。

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