「(はんつ氏が)その内容を投稿したのは2020年4月です。支払いをしていないといって『バイトAKB、葛飾のラーメン店、業者と揉めてヤバい』などうそを吹聴されたんですが、その投稿をアップされる10カ月も前の19年6月には、支払いが完了しているんです。なので、現在そうであるかのように名誉を傷つける投稿をされたことは、本当に許せません」

 ちなみに、これに関しては、はんつ氏もブログで“また聞き”であることを明かし、「ちょっと不安なのは、伝言ゲームみたいになって内装業者さんの主張→友達の主張→僕が聞いた内容が変わってきてる感もなきにしもあらず」と情報の信ぴょう性には不安があることを記している。

 梅澤さんは、最初に“出禁”を表明した24日のツイッターで「ラーメン評論家の方々とお会いしてきましたが、8割が私へマウンティングか言葉のセクハラが酷い人ばかりでした」「うちにはマイナスしかなかった」と主張している。

 もちろん良心的な評論家もいるはずだが、梅澤さんの所感として8割ものラーメン評論家からセクハラやマウンティングを受けたのであれば、その割合は異常だと言わざるを得ない。なぜラーメン評論家にはそのような行為をする人が多いと考えているかを聞くと、梅澤さんはこう答えた。

「今有名なラーメン評論家の方は、昭和から平成後半までに活躍していた方々が多いと思います。SNSが発達する前で、まだテレビや本でしか情報が収集できない頃です。その時代は、評論家が店の命運を左右できるぐらいの影響力を持っていたと思いますし、それだけ周りからも重宝されていたと思います。なので、多少なりとも行き過ぎたわがままな行為も通っていたと思うんですが、今は誰もが情報を発信できて、その情報を誰でも探すことができる。そういう時代の変化に対応できずに、輝かしい時代の感性と立ち振る舞いで、今の時代を生きているんだと私は思っています」

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初対面で肩に手を回してくる評論家も