小学校に続き、中学校も通わないことを宣言した不登校YouTuberのゆたぼんが、24日に更新したYouTubeチャンネルが反響を呼んでいる。

【写真】ゆたぼん不登校問題に持論を語り称賛を集めた芸人

 ゆたぼんは動画内で、教育学者の汐見稔幸が主張する「学校は午前中だけで充分」という考えを紹介。汐見氏はさまざまな年齢の人たちで社会の集団が形成されていることを指摘し、異なる年齢の集団の方が同年齢の均一クラスと比べて多様な関係性が生まれ、心の育ちや学びを促進する力が大きくなると論じている。そこで、小学校のクラスを1、2、3年で合同にして、4、5、6年も同様にした上で、午前中は国や自治体のカリキュラムで学び、午後は子供たちが自分で学びたいカリキュラムを作る教育制度を提唱している。

 ゆたぼんはこのニュースを紹介し、「ホンマその通りやと思う。おれの誕生日パーティーでもいろんな年の人が来たし、沖縄でのパーティーも年上の人がいっぱいおったし。年下の子もいっぱいおった。それが『社会』やし、そこから学ぶこともいっぱいあるねんな」と賛同。「あと学校なんて午前中で充分って書いてたけど、別にいかない子は行かんでええ。学校に行かずに自分のやりたいときに勉強したらいいと思うねんな」と持論を展開した。そして、「汐見さんも言ってたけど、なんでもかんでも『それはやめた方がいい』とかそういう風に言うんじゃなくて、『面白い考えだね』って言ってから自分の意見を言ったらいいんちゃうかなって思う」と訴えた。

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