だが、SNS上ではDaiGoの過去のコメントが話題に。自身のツイッターで12年9月17日に、「譲歩を促す最終手段、それは泣き落とし。相手の心に罪悪感を生み、やがて譲歩を引き出せる。ポイントは相手の予想を上回るように、少しオーバーに泣くこと」と投稿。13年1月20日には、「相手に芽生えた思い出の心が、罪悪感に変わるまで落ち込むことが、泣き落としの秘訣」と綴っていた。謝罪を重ねたがこれらのツイートが取り上げられ、「過去の言動を考えると本当に反省しているのか分からない」、「自分の発言がブーメランになって返ってきている。神格化されて調子に乗ったことは否めないと思う」など冷ややかな意見が目立った。

 一連の差別発言で批判が殺到したことにより、スポンサーも対応に追われている。Qvou(キューボー)は「霧島天然水のむシリカ」の公式サイトで、DaiGo出演のCMを自粛し、広告起用は当面の間自粛することを発表した。

「若者を中心に人気はありますが、テレビで起用するのはスポンサー、視聴者の理解を得られないので厳しい。DaiGoは反省の言葉を並べても、メンタリストという特性上、言葉の裏を疑われている状況になっている。しばらくSNSの活動も控えた方が良いかもしれません」(民放のテレビ関係者)

 築いてきた信頼は一瞬で崩れる。DaiGoは今、何を思うか――。(梅宮昌宗)