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有能な人ほどメール返信が早い理由 メールで評価を上げる3つのポイント

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「有能な人ほどメールの返信が早い」のは本当なのだろうか? メールの返信でビジネスマンとしての評価が決まるというが……。ゴールドマン・サックス、マッキンゼー&カンパニー、ハーバード・ビジネススクールを渡り歩いた、ベリタス株式会社代表取締役の戸塚隆将氏の著書『世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?』から一部を抜粋・再構成して紹介する。

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■有能な人ほどメールの返信が早い理由

 私がゴールドマン・サックスの東京オフィスに勤めていたときのことです。朝出社し、メールをチェックすると、世界中からメールの返信が届いていました。発信時刻は東京時間で夜中の2時。翌朝8時の出社時には、メールの受信箱が一杯になっているのですから、6時間以内の返信ということになります。

 そして、返信者のほとんどが世界中を飛び回っている敏腕バンカー達だから驚きました。東京オフィスの若手バンカーであった私の名前など、彼らは当然知るよしもなかったはずです。

 受信箱を見た私はあっけにとられ、その時のロンドン時間、ドイツ時間、北米東海岸時間、香港時間など、主要な海外オフィスとの時差を、ざっと思い起こしてみました。この人達は一体いつ寝て、いつ食事をし、どんな生活をしているのだろうか。

 ゴールドマン時代に関わった超大型グローバル案件の一コマです。ある日系企業の売却にあたってのM&Aアドバイザリープロジェクト。私は、プロジェクトチームの若手として、当該企業の買収に興味を示す買い手候補企業リストの作成を担当していました。この期に本格的な日本参入に興味を持ちそうな海外企業名を挙げ、ヨーロッパ、北米、アジアの地域ごとに整理をし、一般に業界でロングリストと呼ばれる初期的な買い手候補先リストの叩たたき台を用意しました。

 そして、それらの買い手候補企業と太いパイプを持つ、社内の海外オフィスに籍を置くシニアのバンカーに一斉にメールを送ったのです。ちなみに、「バンカー」とはインベストメント・バンカーのことで、日本語では「投資銀行家」と訳されます。特に米英では、バンカーというと通常の銀行マンというより投資銀行家を指すことが多いです。


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