そうした中、“本命”と目されているのが「乃木坂46」の『インフルエンサー』だ。

「『乃木坂46』は同曲で初のミリオンセールスを達成し、今秋には初の東京ドーム公演も成功させるなど勢いもある。順当にいけば『乃木坂46』で決まりではないでしょうか」(レコード会社社員)

 さらに、「乃木坂46」の「レコード大賞」受賞を後押しするこんな現象も…。

「今年は『乃木坂46』のほか、同じく作詞家の秋元康さんがプロデュースする『AKB48』や『欅坂46』と3組のアイドルグループが『優秀作品賞』を受賞。さらに、『最優秀新人賞』の有力候補として『ハロー!プロジェクト』の『つばきファクトリー』も『新人賞』に選ばれています。加えてここに来て70年代の人気アイドルデュオ『ピンク・レディー』の出演も決定しました。『今年のレコ大は“アイドル祭り”になるんじゃないか』という声も業界内には多く、『乃木坂46』の『日本レコード大賞』受賞がより有力視されているわけです」(同レコード会社社員)

 近年は視聴率でも苦戦が続く「レコ大」だが、アイドルファンを巻き込んで高視聴率を獲得することができるのか? (平田昇二)