乃木坂46のメンバー(c)朝日新聞社
乃木坂46のメンバー(c)朝日新聞社
1981年 ピンクレディー解散公演(c)朝日新聞社
1981年 ピンクレディー解散公演(c)朝日新聞社

 今月30日にTBS系で放送される「第59回輝く! 日本レコード大賞」の会見が同局で行われた。

【写真】元祖アイドル!解散公演で歌うピンクレディー

 業界内では、大みそかの「NHK紅白歌合戦」と並ぶ2大祭典と呼ばれる同賞だが、一方で昨秋には「日本レコード大賞」の受賞に絡む“買収疑惑”が一部週刊誌で報じられるなど、別の形でも話題となった。

 スポーツ紙の元芸能担当の運動部記者はこう明かす。

「各賞の選考に関しては、新聞社の音楽担当記者などが務める審査員の投票によって決まる仕組みになっており、あからさまなデキレースはない。ただ、審査員を担当する音楽記者の多くは記事になるネタの提供を受けるなど大手芸能事務所や大手レコード会社とは日頃からのお付き合いがあり、一部の記者がとくにお世話になっている芸能事務所やレコード会社の意向を“忖度”するところはあるかもしれませんが…」

 そうした中、今年は「日本レコード大賞」の候補作となる「優秀作品賞」には「乃木坂46」の『インフルエンサー』、三浦大知の『EXCITE』、氷川きよしの『男の絶唱』、三山ひろしの『男の流儀』、「欅坂46」の『風に吹かれても』、AIの『キラキラ feat.カンナ』、西野カナの『手をつなぐ理由』、「AKB48」の『願いごとの持ち腐れ』、「AAA」の『LIFE』、「SEKAI NO OWARI」の『RAIN』が選ばれている。

次のページ
本命と目されているのは…