「遊びで手錠や目隠し、ローションを使ったことはありますが、基本、アブノーマルなことはしません。ぶつかり合うくらいにエッチの相性がいい。そこに尽きます」(同)

 本命の彼にはないSEXはこのセックスパートナーによって満たされた。だが日々の日常生活で起こる些細な不平や不満を彼は受け止めてくれる相手ではない。

「話せば親身にアドバイスをしてくれるのですが、どこか私が納得できるものではないのです。そこで登場するのが“吐き出し”パートを担う彼氏です。ただ聞いてくれるだけではなく、私の投げかけた愚痴にもひとつひとつわかりやすい言葉で的確に返してくれます。彼のおかげで私のストレスは軽減されます。だから本命の彼に八つ当たりすることもなくなりました」(同)

 しかし、この吐き出しパートナーの彼は、カナさんにとって一緒に遊びに行くなど、楽しい時間を過ごす相手ではないという。

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