今日も熱戦は続く
今日も熱戦は続く
【早稲田実―九州国際大付】4回裏、早実・清宮選手は右越えに本塁打を放つ(c)朝日新聞社 @@写禁
【早稲田実―九州国際大付】4回裏、早実・清宮選手は右越えに本塁打を放つ(c)朝日新聞社 @@写禁

 第97回全国高校野球選手権大会は8月17日、阪神甲子園球場で準々決勝が行われ、早稲田実業、東海大相模、仙台育英、関東第一が勝ち、ベスト4が決まった。

●第1試合

早稲田実(西東京)8-1九州国際大付(福岡)
【コメント】試合は2本塁打を放った富田選手などの活躍もあり早実が大差で勝利。清宮選手は4回裏に2試合連続となる本塁打を放つ。一方、九州国際大付の山本選手は4打数1安打に終わった。

●第2試合

東海大相模(神奈川)4x-3花咲徳栄(埼玉)
【コメント】2回裏、東海大相模が先制したが、花咲徳栄は3回表、ツーアウトから2点を取り、逆転。さらに、4回表に追加点をあげ、3対1と突き放す。一方、東海大相模は4回裏に1点を返し、8回裏に犠牲フライで同点に追いつく。そして、9回裏。東海大相模は杉崎選手がツーアウト2塁からレフトオーバーのサヨナラ打で勝負を決めた。

●第3試合

仙台育英(宮城)6-3秋田商(秋田)  
【コメント】仙台育英の強力打線が、秋田商の左腕・成田翔投手を攻略してベスト4進出を決めた。仙台育英は4回表、平沢選手の先制ソロで先制。さらに、5回表にも3点を加えて突き放した。80年ぶりに秋田商を8強に導いた成田投手は、前の試合で161球を投げた影響だろうか、制球力を欠いた。

●第4試合

関東第一(東東京)5-4興南(沖縄)
【コメント】関東第一がシーソーゲームを制した。関東第一は2回表に長嶋選手のソロで先制するが、興南はその裏、すぐに反撃を開始。比嘉選手の犠飛で同点、さらに仲選手のタイムリーツーベースで逆転する。だが、関東第一は3回裏に追い付くと、4回表には鈴木選手のショートゴロの間に三塁ランナーが生還して勝ち越す。興南は7回裏、城間選手のタイムリーヒットで再び同点。勝負を決めたのは、プロ注目の関東第一・オコエ選手。9回表、レフトスタンドにツーランを放ち、粘る興南を振り切った。

 なお、準決勝は明後日19日に行われる。

【準決勝の組み合わせ】
仙台育英(宮城)―早稲田実業(西東京)
東海大相模(神奈川)―関東第一(東東京)