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熱いぜ! 北陸が「野球の聖地」になっていた!?

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富山市にあるそば屋「東京亭呉羽店」。店内は有名な野球選手のサインや記念品でいっぱい!

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まるで大使館のような「松井秀喜ベースボールミュージアム」

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富山県南砺市の「南砺バットミュージアム」

富山県南砺市の「南砺バットミュージアム」

 北陸新幹線開業で注目が集まる石川・富山。グルメは充実し、自然がいっぱいで、温泉も多いが、中高年向けの観光地というイメージも。ゴールデンウイークに子どもや若者が楽しめる北陸観光のテーマを考えてみた。球春全開の今、「北陸の野球の聖地巡り」はどうだろう? ONからイチロー・松井秀喜、NPB(日本プロ野球機構)の現役選手まで、愛用の逸品をご覧あれ。
 
「松井秀喜ベースボールミュージアム」は、石川県能美市にある。まず、大使館のような外観に驚かされる。さすが、石川県が生んだ大スターだ。今年3月にはヤンキースでチームメートだったデレク・ジーターも訪れたとか。華やかな球歴をたどる展示品が並んだ館内は、壮観である。

 バットを構えた幼いころの写真を見ると、背中に現役時代の雰囲気が感じられる。6歳の時に「やきゅうせんしゅになりたいです」と記した自身の将来像の背番号は「3」。小学6年の時、父・昌雄さんに買ってもらったバッティングマシンもある。トスバッティングの練習をする親子の写真を見ると、「お父さんも福耳だ!」と分かる。

 日本シリーズやワールドシリーズを制してMVPに輝いた時のトロフィーやホームランカードを前に、松井ファンは感動のシーンを思い起こすに違いない。

 豆知識を一つ。夏の甲子園で歌われる「栄冠は君に輝く」を作詞した加賀大介(1914~73)は、松井の故郷・旧根上町(現能美市)の出身である。加賀は16歳の時、はだしで野球をしていたために骨髄炎になり右足のひざ下を切断した。野球から離れた後も抱き続けた「野球愛」を歌詞に込めたというわけだ。60余年後に松井は甲子園で「5打席連続敬遠」という伝説を作った。ミュージアムを訪れると、同郷の二人が夏の甲子園に託した思いを知ることができる。

 石川と富山の県境を越えて富山県南砺市へ。同市の福光地区は全国でトップを誇る木製バットの産地である。現在、5社の工場が稼働し、商店街の一角にある「南砺バットミュージアム」には国内外の現役・OBプロ野球選手が使ったバット約500本が展示されている。


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