第1352回 ネコスペシャル(1)ふてぶてしいお姉さんのみけ 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

第1352回 ネコスペシャル(1)ふてぶてしいお姉さんのみけ

バックナンバー

このエントリーをはてなブックマークに追加

 7年前、夫と買い物ついでに立ち寄ったペットショップで、スコティッシュフォールドの雌猫、みけ(写真、7歳)と出会いました。

 年末セールの半額以下で売られていた彼女は、ケージの中のおもちゃで元気に遊んでいて、背中でこちらに向かってスライディングしてきたときに私と目がばっちり合いました。

 そのとたん、私はみけに一目ぼれ。家ではもう一匹雄の猫を飼っていましたが、夫に絶対飼いたいと言い張って、みけを迎えました。

 先住猫のまるとはとても仲良しで、家族みんなにちやほやされて育ったみけ。おかげで大きく太って、ふてぶてしい態度のお姉さんに育ちました。

 例えば、私が寝ているベッドの枕元にやってきては「さあ、撫でなさい」と言わんばかりにお尻を向けてドデンと座ります。

 リビングのソファでは、脚を投げだして座るスコティッシュフォールド独特のスコ座りをしながら、あたりの様子をうかがい、何かあるとドンとソファから下りて監視しに行きます。

 そんな中、4年前、まるが突然の病のため4歳で急死し、そのショックに耐えられなかった私たちは、新しくまるにそっくりな雄猫、ふくを迎え入れました。

 みけとふくは、最初から馬が合わず、ケンカの毎日が始まりました。

 ふくが小さいときは、みけが「フーッ」とうなり声をあげれば、ふくが退散していました。3年たつと、ふくはみけより大きく成長。ケンカのとき、みけは何とか猫パンチを繰り出しますが、ふくの長い手足に遮られて空パンチとなり、反対にふくに何回もたたかれる羽目になります。

 それでもみけはめげずに、うなりながらふくに向かっていきます。その姿にはいじらしいものがあります。

 7年前のあの日からずっと大好きなみけ。これからも健康で長生きしてね。

(平林聡子さん 福井県/57歳/教員)

【原稿募集中!】
「犬ばか猫ばかペットばか」では、みなさまからの原稿をお待ちしております。
原稿は800文字程度で、ペットのお写真を添付のうえ、下記メールアドレスまでご送付下さい。
必ず名前、住所、年齢、職業、電話番号のご記入をお願い致します。
尚、掲載は本コーナーと「週刊朝日」の誌面となります。謝礼は6千円。
mypet@asahi.com
※著作権は本社に帰属します


(更新 2019/12/ 6 )


バックナンバー

コラム一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事
あわせて読みたい あわせて読みたい