ロバート・プラント&アリソン・クラウス、14年ぶりとなるアルバムから先行トラック「Can’t Let Go」公開
ロバート・プラント&アリソン・クラウス、14年ぶりとなるアルバムから先行トラック「Can’t Let Go」公開

 ロバート・プラントとアリソン・クラウスが、2021年11年19日に、14年ぶりとなるアルバム『Raise The Roof』をリリースすることを明らかにした。加えて、先行トラックとして「Can’t Let Go」が配信スタートした。

 2人名義によるリリースは、【第51回グラミー賞】の主要部門2部門(<最優秀レコード賞><最優秀アルバム賞>)を含む5部門でノミネートされ、そのすべてで受賞を果たした『レイジング・サンド』(2007年発表)以来、実に14年ぶりとなる。

 『Raise The Roof』は、T・ボーン・バーネットがプロデュースを担当。ドラマーのジェイ・ベルローズ、ギタリストのマーク・リボー、デヴィッド・イダルゴ、ビル・フリーゼル、バディ・ミラー、ベーシストのデニス・クラウチ、ヴィクター・クラウス、ペダル・スティール・ギタリストのラス・ポールら名うてのミュージシャン陣が参加している。

 アルバムにはマール・ハガード、アラン・トゥーサン、エヴァリー・ブラザーズ、アン・ブリッグス、ジーシー・ワイリー、バート・ヤンシュらの楽曲計12曲を収録。また、ロバート・プラントとT・ボーン・バーネットによるオリジナル曲「High and Lonesome」が収録される。選曲としては、彼らのルーツに深く踏み込んだものが多く、ロバートが10代から親しんでいるイングリッシュ・フォークの伝統に基づいたものが見られる。

 アリソン・クラウスは新作について以下の様に語る。「前に進んでいくものにしたかった。別のパーソナリティを音に注入したかったから他の人々にも制作に参加してもらって。それを再度スタジオに持ち込んで、(楽曲の)ハーモニーに新たな親密さを吹き込んだの」

 そしてロバートは「もし聴いてもらえたらみんなこうなると思うよ(笑)“おい、この曲を聴いてくれ、歌おうぜ!”って」「これはヴァケーションなんだ。まだ知る由もない、パーフェクトな場所に連れてくよ」と話している。

 2人は2022年にツアーを実施予定で、日程については後日発表される予定となっている。

◎リリース情報
アルバム『Raise The Roof』
2021/11/19 RELEASE
https://Japan.lnk.to/RPAK_RaiseTheRoofPu
<トラックリスト>
1. Quattro (World Drifts In)
2. The Price of Love
3. Go Your Way
4. Trouble With My Lover
5. Searching for My Love
6. Can’t Let Go
7. It Don’t Bother Me
8. You Led Me to The Wrong
9. Last Kind Words Blues
10. High and Lonesome
11. Going Where the Lonely Go
12. Somebody Was Watching Over Me